立秋を過ぎて
パリ五輪真っ盛りである。夏の選抜高校野球も始まった。
毎日熱中症アラートが発令されているが、夜の風は少し涼しくなったように思う。
7月以来、在宅時はつけっぱなしだった冷房を止めて、窓を開けてみた。湿度も低く、良い風が入ってくる。少し汗ばみはするが、冷房疲れした身体が少しホッとしたようだ。永遠に続くかと思えた夏も、勢力が和らいできたのかもしれない。
世間ではお盆休み期間に入り、弊社も同僚たちが次々と休みに入っている。7-8月の夏季休暇取得期間に、任意のタイミングで3日間付与された夏季特別休暇と有給休暇をつけた一週間の夏休みを取得することが推奨されている。私は7月上旬のポルトガル旅行で、すでに取得済みだ。自分はすでに休んだにも関わらず、お盆休みに入る同僚たちに指を咥えている。
先日の南海トラフ巨大地震注意の発表に伴い、沿海部では海水浴場の閉鎖や花火大会が中止になっているそうだ。一週間の警戒期間のうちにお盆がすぎるため、海水浴場はシーズンが終わってしまうだろう。楽しみにしていた子供達や観光客、それを商売とする人たちには気の毒だが、万が一の際に安全を保証できるキャパシティが地方にはない。
今年は、元日の能登半島地震に始まり、大きな地震が多い。私も南海トラフの影響が想定される地域にいるため、少し緊張感が高まっている。正月の地震でも、北陸の実家で震度5+を体験した。電気も水道も無事だったが、屋根瓦が崩れる被害が出た。新年早々あんな体験をしたので、しばらくは遠慮したい。
備えと言ってもできることは限られるが、とりあえずお風呂の水を貯めたままにしている。あとは、登山やキャンプ道具が役に立つだろう。なんでもやっておくものだな。