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自己紹介

はじめまして、合同会社HIGHER代表の橘内弥生と申します。

最近いろいろな方にお会いする中で、「橘内さんって何してるんですか?」と聞かれることが増えてきました。
なので、今回はこれまでの生い立ちから現在に至るまでを、自己紹介として書かせていただきます。

1. 生い立ち

私は青森県青森市で生まれました。
父方の祖父は地元で会社を複数経営し、父はその後継者。
幼少期は祖父の経営する会社の駐車場で、よく野球をして遊んでいました(笑)

10歳のころに両親の離婚をきっかけに母と弟と上京し、母方の祖父母、叔父叔母と3世帯で暮らし始めました。

母方の祖父は銀行の子会社の社長。
祖母は医師家系で本人は理科の教師。
叔父は証券会社で出世し海外を飛び回る。
母が再婚した義理の父は飲食店経営。

そんな中で家族からの教えは、「良い学校に行って良い会社に行きなさい」。
仕事で成功してきた家族はみんな旧帝大や早慶出身で、家族を尊敬してきたこともあり、疑う余地はありませんでした。

仕事で成功してきた家族に囲まれ、私も一度きりの人生なら周りと同じ平均的な人生は嫌だ。
仕事で活躍できる人生にしたいと漠然と考えていました。

なので学生時代に頑張ったことといえば、
勉強!勉強!!勉強!!!
塾を2つ掛け持ちさせてもらったりなど、かなり勉強に力を入れていました。

しかし、昔から本番に弱いタイプで、いろいろとやらかしまくり。
例えば、

  • 高校受験の推薦入試では用意していた自己紹介の内容を忘れる

  • 大学受験のセンター試験では緊張しすぎて模試でも取ったことのない低い得点

  • 第一志望校の試験ではトイレに行きたすぎて全然試験に集中できない

などで、合格した高校も大学も滑り止めの学校のみ。

ですが、その大学での教授との出会いが転機となりました。
経営コンサルタントとして大学内外で活躍していて、生徒からの信頼も厚く、この先生から学びたい!とその教授の研究室に入りました。

そこではIE(Industrial Engineering)と呼ばれる、企業活動のムリ・ムラ・ムダを改善する学問を学びました。

一番人気の研究室だったので、同じ研究室の同期や先輩も意識が高く、企業と共同研究もさせていただき、とても刺激的な経験をさせていただきました。

そのお世話になった大学教授から言われたのが、「今の学問を極めたいなら、ブリヂストンに行ったら勝ち組だ」という言葉。

家族の影響もあって、何か自分の人生に爪痕残したいと考えていた私は、いつしかタイヤ世界シェアNo1であるブリヂストンに入って出世し、世界に影響力のある仕事をするというのがビジョンとなりました。

就職活動は友人たちよりもかなり早めにスタートしました。
受験で失敗していた分、就職は絶対に成功させたかったからです。

その甲斐あって、見事ブリヂストンに就職!

学生時代はあまり成功体験がなかったので、本当に嬉しかったです。
祖父に就職祝いでオーダーメイドスーツ屋に連れて行ってもらい、店員さんに「うちの孫がブリヂストンに行くんですよ」と嬉しそうに話していたのを見て、頑張ってきて良かったなと心底思った瞬間でした。

ブリヂストンに入ってから、上司や先輩に恵まれ、ビシバシ鍛えていただきました。
早く仕事ができるようになりたい、活躍する人材になりたいという想いから、残業も厭わず働いていました。

そんな中で私が起業に至るきっかけとなった、今の恩師のH氏と出会いました。

2. 起業の経緯

家族以外の経営者との出会いは、彼が初めてでした。
H氏は26歳で起業を志し、現在では飲食業を中心に複数事業展開しています。

出会ったときに聞かれたのが、「あなたの目標は?」。

私は「ブリヂストンで出世すること」と答えましたが、

H氏からは「それって会社の目標だよね?あなた自身の人生の目標は?」と聞かれ、

また、
「人は誰しも自分の人生の経営者で、【株式会社自分】の代表取締役である。
人生のビジョン、自分の人生が何を成し遂げたいかがないということは、ビジョンがない会社にいるのと同じ。
そんな会社が売り上げを上げ、世の中に貢献していけるのかな?」と。

私は今まで、

  • どう生きたら家族や友達や世の中から一目置かれる存在になるのか

  • どう生きたら一流大学や一流企業のメダルが手に入るのか

ということばかり考えていました。
でもそれは、誰かが引いたレールの上で目標設定しているだけ。

自分の人生は自分でレールを引こうと決めた瞬間でした。

3. 起業を志してから


25歳で起業を志して以降、今に至るまで本当にいろいろありました。

まずは、ブリヂストンに勤めながらH氏の事業をインターンの形で運営させていただくところからスタートしました。
そんな矢先にブリヂストンからの人事異動の辞令。
転勤、、、しかも山口、、、

念のためですが、山口県が嫌なわけではないです(笑)
せっかく起業に向けて動き出したのに、このタイミングで転勤・・・
人生は自分の思い通りにいかないなと感じた瞬間でした。

そこで医療系の人材紹介会社に転職してマーケティングを担当。
29歳でケータリング事業を立ち上げ独立しました。

月商数百万円でそこそこ波に乗り始めていたのですが、そこで到来したのがコロナです。
翌月から月商0円になり、事業存続が厳しくなりました。

一緒に立ち上げた仲間はウーバーイーツの配達員、私は派遣社員で1年間働きました。
派遣社員をする傍ら、再度事業立ち上げの準備を進めて再独立。
周りの皆さんのご支援もいただきながら現在に至ります。

4. 現在の事業内容

現在はキャリア支援事業を中心に、不動産仲介、ライフスタイルショップの運営を営んでいます。

起業を志してからというもの、正社員の転職、派遣社員、個人事業主とさまざまな働き方を経験してきました。
また、そもそも大手の会社員で出世しか考えてなかったところから人生を本気で考える機会をいただき起業を志すに至った経験は、私の財産です。

キャリア支援事業を中心にしているのも、こういった経験を20代、30代の皆さんのお役に立てたらと思ったからです。
具体的には正社員の転職サポート、営業やITエンジニアへのフリーランス案件紹介の仲介を行なっています。

特に20代、30代はキャリアの選択肢が多いからこそ、今のまま働き続けて良いのか、はたまた転職すべきなのか、もしかして起業???
など、キャリアに関する悩みはつきものです。

そこで、キャリアに関して考えている人たちを集めて情報交換しよう!ということで、キャリアミートアップというイベントも主催しています。


キャリアミートアップの案内

20代の頃、私自身もブリヂストンで出世しようと考えてはいたものの、心の中では、

  • もっと成長できるフィールドがあるのでは?

  • もっと人生良くしたいけど何をやれば良いんだろう?

  • もっと将来にワクワクする人生にしたいな

と考えていました。

そんな中、今後のキャリアに対する考えがガラッと変わったのもH氏との出会いであり、その経験から、
「人生はどんな仕事をするか、どんな資格を取るかではなく、誰と出会うかで決まる」
ということを学びました。

当時の私の同じような悩みを抱えている20代の若者に、何か人生の転機となる出会いを提供したいと思い、本イベントを開催しています。
宣伝とはなりますが、本イベントは完全招待制のため、参加を希望される方はinstagramXよりDMいただければと思います。

5. 今後のビジョン

人との出会いを通じて、自分の人生の選択肢が大いに広がることをこれまで経験してきました。
その最たる例が友人であるCさんとの出会いでした。

彼女はもともと介護士をしながら、趣味でイラストやアクセサリーを作っていました。
また、着物を私服で着るほどの美的センスの持ち主。

これを趣味でやってるなんて勿体ないなぁと感じた私は彼女に独立を進言。
一部イラストやアクセサリーを合同会社HIGHERでも販売させていただくことで、彼女の活躍に少しでも貢献できればと思い、彼女のビジョンを形にすべく活動しています。

このように、人の力が合わさることで、たくさんの人のビジョンが形になっていきます。

私自身としては現在のキャリア支援事業を通じて多くの方がビジョンを描き、それに向かって一歩歩み出す支援をすること、
そしてそのビジョンを形にするための出会いやコミュニティの提供をはじめ、具体的なサポートを行い、
目標達成していく方を一人でも増やしていくことが私のビジョンです。

長文ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


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