「しょうがない」「そういうもんだから」が口癖の人によく出会う。かれらは自分の意志に基づかず、環境に従って生きていくというのが基本の考え方なのだと思う。奴隷みたいだなと私はおもうが、かれらは私のことを「自分だけで生きているわけでもないのに偉そうに」と感じるようだ。(というか言われた。) ようやくわかりあうのをやめて共存している現状をただ受け入れようと思えた。かれらを感情的に否定するのでなく、かれらと私のようなひとをそれぞれ分析できるようにもなってきた。 かれらは奴隷なのでは
ネットの不動産サイトを徘徊して、気に入ったマンションのリノベ案を勝手に考えたり、気に入った土地にどんなものを建てようか勝手に考えたりしています。 今日気になった物件は、 https://www.athome.co.jp/mansion/1039424943/?DOWN=4&BKLISTID=004LIP&SEARCHDIV=1&sref=list_map (古いものは掲載が消えているかもしれません。ご了承ください。) 中古マンションで、横浜市の根岸駅から徒歩圏内、少し高台
最近経営に関して気になっている。が、純粋に設計だけをするのが設計者としてあるべき姿なのでは、とも思って迷っている。 もともと経営に全く興味がないなら設計に特化してよいと思う。 ただ、私の場合は経営にも多少興味があるように思う。でなければ、そもそも経営を勉強しようかやめようかなどと悩みはしない。 単純に興味があるならやってみるのはアリともいえる。 また、いくつかのアトリエ系建築設計事務所で雇用されてきたが、経営がうまくいっている事務所など日本にいくつ存在するのか、とおもうほ
ワーママはるさんのvoicy「ワーママはるラジオ #788仕事は楽しいかね?」を聞いて。 https://voicy.jp/channel/862/219141 とってもざっくりと要約すると、、、 仕事は楽しいだけじゃない。楽しいことだけではストレッチしない。つらいことをやるからストレッチする。というお話でした。(ストレッチ=自分の能力が伸びたり、できることが増えていくこと。) この放送を聞いて、「楽しい」ということばのとらえ方や、どんなときに「楽しい」と感じるかは人によ
やまけんさんのLINE部屋のzoom相談会議事録を読んで、今まで自分のストッパーになっていたものに気づきました。 相談会の中で、数値化できるもので勝負するのではなく、異質な個性で勝負するのが大事という話がありました。(例えばチョコならおいしさだけで勝負するのではなく、それ以外の異質な個性的な魅力が必要。) どうも私は、今までこの点に腹落ちしていなかったようです。チョコでいうおいしさ、つまり建築でいう空間の美しさや雰囲気、のみで勝負すべきという考えが強くあって、
「BEUYS TV 第2回 ― ボイスとフェミニズム」(Goethe-Institut Tokyo)を見ました。「ボイスとフェミニズム」を中心にしつつ、より大きな話として「アートの社会性」についての話だったと理解しました。 トークメンバーのおひとりである笠原さんから「かつてアートは当然のようにリベラルであった。それを今は学校でも教えない。」といった趣旨の発言があり、そこからいろいろと考えたので書きます。 リベラルとは、「1.個人の自由や多様性を尊重する「リベラル」。2.各
自分が設計するときに何をとっかかりにして、何を思って設計しているのかを理解し、強化したい気持ちがあります。 建築家や芸術家は何をとっかかりにして創作しているのか考えたところ、とっかかりは一つではなくて、二つかそれ以上のとっかかりを組み合わせているのかなとふと思いました。(これは創作する人からしたら常識かもしれません。私が今まで意識していなかっただけで。) そしてとっかかりのうちの一つは、「美」だと仮定しています。作家自身が美しいと思うもの(あえて一般的な美と離れたものを美
うちの窓からイチョウの木が見えるのですが、冬が終わってから小さな若葉がつき、みるみる葉っぱが大きくなり、葉っぱの数が増え、色も深い緑に変わっていって、真っ直ぐな生命力を感じます。 自分やじぶんの周りの人たちは、こんなふうに真っ直ぐ生命を肯定して生きているかな、とふと思いました。 少し前に親が体調を崩したため実家に帰りました。実家では、「病気をしたり高齢になって不自由になると惨めだ。そうなったときのためにお金を貯めろ。家族がいないと大変だ(結婚しろの意)。」と言われました。
やまけんさんの論文を読んで考えたことの一つについて書きます。 やまけんさんの論文はここから読めます。論文vol.2『表現者シップ』https://yamadakenta.jp/488/ 自分のオリジナリティを出していくためには、手本となるスタイルや普遍的な方法をなぞるのではなく、自分がしっくりくるスタイルを見つけることがポイントだと書いてあり、共感しました。 それをどのように見つけるかが難しい。論文内には、異なる分野を参照すること、同分野の作品を多く見ること、の二つが推
創作に対して、なんらかの戦略を感じると作品の純粋性が失われたように感じて、少し冷めた気持ちになることがありました。 ただ、その一方で建築以外の商売では、商品やアウトプットの純粋さや質を高めて研ぎ澄ませていくために、戦略が必要であることは、おそらく常識といっていいほど一般的な考え方と気づきました。 建築も同様だと考えると、今までただ純粋に作品をよくすることだけを考えて作られたと思っていたものにも、実は戦略があったり、 戦略的すぎて作品への拘りが感じられないと評価していたも