オリジナリティを損なわない、マネ方

やまけんさんの論文を読んで考えたことの一つについて書きます。

やまけんさんの論文はここから読めます。論文vol.2『表現者シップ』https://yamadakenta.jp/488/

自分のオリジナリティを出していくためには、手本となるスタイルや普遍的な方法をなぞるのではなく、自分がしっくりくるスタイルを見つけることがポイントだと書いてあり、共感しました。

それをどのように見つけるかが難しい。論文内には、異なる分野を参照すること、同分野の作品を多く見ること、の二つが推奨されていました。

私がむずかしそうと感じたのは、同分野の作品を見ると、その技術的な部分や表層を真似してしまって、自分の作品がツギハギでカタチだけのものにまってしまいがちであるためです。

特に建築は技術的、物理的な問題を多く含んでいるので、その解決に引っ張られてしまって、本来表現したかったことが置き去りにされがちです。

そういった状況の中で、どのように他の建築や建築家を参照していけばよいか考えています。

他分野を参照したときに得たもの(スタイル?)を物差しとして、建築作品や建築家を見る、という方法があり得ると気づきました。具体的にやってみたいと思います。

次のノートに書きます。

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