見出し画像

「言語化の魔力」


今回紹介する本は精神科医樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」という本です。
言語化、という言葉に惹かれて購入しました。

この内容は、ふたことで要約すると「悩みを言語化すると悩みが解消されて幸せな人生を送れるよ!だから皆どんどん言語化していこう!」というような内容でした。

まず、悩みが解消されると、2つの良いことが起きるそうです。
それは、

  1. 自己成長が起こる

  2. メンタルが鍛えられる

これは、私の今までの人生40年弱でも実感している事でもあります。

あの時つらかった経験を乗り越えて今の自分があるし、悩み苦しんだからこそできる考え方があります。
色々なことにチャレンジもして、成功も失敗も含めて経験したことで、多少のことにはストレスと思わない心のしなやかさ、いろんなことをスルーする技術も身についていると思っています。

ですので「悩み」は、違う側面から見ると、自分を成長させてくれるありがたい存在なのかもしれません。


この本では、悩みを解消するために悩みを言語化
していく具体的な方法がたくさん書かれています。

ネタバレにはなりますが、悩みを解消する方法として、言語化した自分の悩みを他人に向けて話す、あるいは書いて共有するという方法があります。
自分の考えを他人と共有する、そしてそれが共感されると癒しになるそうです。

というのもスキンシップで分泌されるストレス解消ホルモン「オキシトシン」が、会話やアイコンタクト、共感が生まれた時にも分泌されるからだそうです。

オキシトシンのおかげとは思っていませんでしたが、昔から私は喋らないとちょっと無理な気質で、何かあれば親や姉妹、友達、同僚、先輩後輩と色々話を聞いてもらったり、SNSで発信したりして自分の想いを外にだすことでスッキリしながら生きてきました。
今思うとオキシトシンがバンバン出ていたんだな~と(笑)
悩みの解消を地でやっていたんですね。

言語化する事が悩みの解消になるとわかった今、これからも自分の考えを色々発信して、オキシトシンをどんどん出していこうと思いました。

あとは、自分だけじゃなくて、人の話もたくさん聞いて共感していこう!そして人のオキシトシンも出していこうと思いました。


まとめですが、この本は色々な心理療法を樺沢先生の実体験をまじえて読みやすく、わかり易くまとめている本だと思いました。
すでに悩みの言語化を行っていた私は、結構楽しく生きてきていると思います。
いま現在悩みがある方は、この本を読んで悩みに対して行動すると悩みが解消され、楽しい人生が歩める一歩になる気がします。



この記事が参加している募集

#読書感想文

190,092件

よろしければサポートよろしくお願いします😆✨