【二次創作】ジャンル内での村長との付き合い方どうする?【お悩み解決】
「ジャンルの村長が苦手だ」
「カプ内に村長がいて私だけ無視される」
「村長の解釈が全体の解釈になってて辛い」
同人ジャンル内で影響力がある人物「村長」の存在、たまに耳にしますね。
巷で見聞きする悩みの多くは「村長、ちょっと疎ましいな」というネガティブな内容が多いと感じます。
けれど、もしかしたら中には「周りから村長扱いされて辛い」という逆の立場の人もいるかもしれませんね。
今回はそんな「女性向け同人界隈の村長」について掘り下げ、記事にしていきます。
人付き合いについてがメインの内容になりますので、悩んでる方は参考にしてみてください。
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①そもそも村長って?
村長と聞いて、どんなタイプを思い浮かべるでしょうか。
いろんな人と交流してて、発言力があって文章/絵がまぁまぁ書けて…など、みんなが想像する特徴はある程度共通してあるのかもしれません。
中には、ジャンルではいつも壁配置のあの人が村長、と連想した人もいるでしょうし、Twitterでは目立ってないけどイベント会場に行くと気が強そうな行動してるあの人が村長、という連想をした人もいるでしょう。
私YAYAが出会ったことのある「ジャンルで影響力のある人」は、サークルではなく創作も特にはしていない一般参加の人でした。
イベントには毎回現れ、該当カップリングの本は全サークルどんな本でもくまなく買っていき、気の合ったサークルとは個別にお茶もしていたようです。身なりも長身で綺麗な人でした。
あの人に選ばれたら一人前!みたいな空気が確かに当時あったなと思い出しますし、その存在を疎ましく思っていたサークルも居たようです。
サークルではなくても村長扱いになる人は存在するのかもと感じます。
同じ人間でもその時/そのメンバー/状況によって村長だったり村長じゃなかったりするはず。
村長になろう!と思って村長になってる人はおそらくほぼ居ないのではないでしょうか。
極論ですが、片手ほどのサークル数のジャンルに参入し、自分がそこで頻繁に本を出せば高確率で「村長」と呼ばれるようになってしまいます。
交流などせず大人しくしていたとしても、そう呼ばれる確率は高いはずです。
何が言いたいのかというと、誰しも村長呼びをされてしまう可能性はあるということ。
「自分はそんなことない!村長被害にあってる!村長になる人間には共通点があるはずだ!」
と思うかもしれません。
が、少し考えてみてほしいのです。
人間は疎ましい相手のことをキャラ付けして考える癖があります。
生きてる人間は漫画やアニメのキャラではないので、いついかなる時も同じ性格で生活してるわけではありませんよね。
職場ではお局さまでも恋人の前では弱々しいかもしれません。家族の前では横柄なおじさんでも会社ではへこへこしてるかもしれません。
これって、リアルな人間だとよくあることだと思うのです。
「相手は自分と違う!村長という民族だ!」
という固定観念はいったん置いておきましょう。
少々きつい言い方になるかもしれませんが、「村長」という単語を「自分が気にくわない奴」に置き換え、冷静に自己分析すべきです。
相手を分析ではありません。
自分の気持ちを分析してください。
村長被害にあったら、まずすべきことは
「自分は何が気にくわないと思っているか」
「何をされたら嫌なのか」
「何をされたら許すのか」
この自己分析です。
相性ってあると思うのです。
大人しい同人女が好きな人もいれば、一緒にいて楽しい人が好きという人もいます。キャラ解釈が合う人が好きな人もいれば中には解釈が逆な人との意見交流を求める人もいます。
自分は、何を求めてるのか、考えてみてください。
村長のタイプがさまざまなら、村長と呼んでいる側のタイプだってさまざまです。
村長って居るようで…じつは居ないのか!?
今たまたまその状況で、たまたまあなたから見て、疎ましく感じる相手/集団というだけです。
嫌な想像かもしれませんが、あなたが知らないだけであなたは村長かもしれないのです。それを理解しましょう。
そして、現状に不満があるのなら、これからジャンル内での人間関係を自分はどう進めたい/修正したいのか、自分自身に質問していく必要があります。
②自分がどうしたいかを決める
例えば、自分の入れないコミュニティがカプ内に存在しているとして、あなたはどうしたいですか?
そのコミュニティに入りたいですか?
それとも、入るのなんてまっぴらごめんでしょうか?
後者の場合なら、そのまま壁打ちを続けることが正解になります。その場合、あいつらいつもつるみやがって…等と恨み節を言うのは違いますね。
あなたはひとりが良くてそれを選び、他の人たちは集団が楽しいからそうしているのです。
それで双方ともに幸せなはず。大団円なはずです。
何かこそこそこっちの悪口を言われてそう?関係ないです。ひとりで活動すると決めたのなら無視しましょう(万が一活動を阻害する物理的なことまでされたなら相応の機関に相談です)
「私はひとりで活動をしてる!だから周りの人間も交流せず個々にひとりで活動すべき!」というのは傲慢な考えです。
逆に、そのコミュニティに入りたい場合、こちらからアクションを起こす必要があります。
「なんでこっちから?向こうから声かけなさいよ…」
等と、コミュ障キャラをして愛されるのは漫画の中のキャラクターだけです。現実世界ではそうは都合よくいきませんよね。
コミュニティの中でも比較的自分と合いそうな人たちに、TwitterでいいねRT したりたまにはリプライを送って徐々に「この人はどんな感じだろうか?」「相手は嫌がってないか」「自分自身も会話するのが嫌じゃないか」を計りながら、距離を少しずつつめる必要があります。
または、イベント会場で挨拶から少しの雑談など、言葉を交わしてみることをお勧めします。
コミュニケーションが不得意な人(若い人に特に多いと感じます)は、この自分からコンタクトを試みるという行為に非常に精神力を使うと思います。
けれど大人になり仕事をし始めると、いろいろな相手とやり取りをする必要が発生してくるため、自分からアクションを起こすことには多少なりとも慣れてくるはずです。
「は?そりゃ仕事ならどんな相手ともやりとりするけど、趣味の世界でもそんなことするの?」
という意見もありそうですが。
はい、その通りです。
人と人とのやりとりなんて、基盤になるものはどんな環境でも一緒です。
でも心配ありません。
人は慣れる生き物なので、なにかを始めると「ある程度身体が慣れてくる」もの。
私YAYAは学生時代に立ちっぱなしの接客バイト経験がありますが、最初は「知らない人と話すのめちゃくちゃ苦痛」「立ちっぱなしで腰と足が痛い」「○にたい…」と最初の1週間悩んでいましたが、1ヶ月もするとその悩みは全部とは言えませんがものによっては緩和された、という経験があります。
ただ、最後まで「立ちっぱなしをやりすぎると体調不良になる」ことは緩和できませんでした。(それで半年後辞めました)
ただ、知らない人と対話することはコミュ障ながらも「多少」慣れました。
人生こんなことの繰り返しだと思うのです。
人間、相手を変えることはできない、自分の思考や行動を変えることしかできない、とはよく言われます。
これはそのまま、同人活動にもあてはまることだと思っています。会社や家庭にも、友人関係にだってあてはまることでしょう。
冷たい態度の人に優しくしたら、なんだか次第にこっちにも優しく接してくるようになった、等よく聞く話だと思います。
余談ですが、こちらから歩みよっても打ち解けられない相手には無理に交流を推し進めるのもいけませんね。
向こうには向こうの事情があります。あなたの持つ何かが相手の地雷な可能性もあります(それは同人関係だけとは限りません)。
その時は潔く引く覚悟も必要です。
以前知り合いで「犬を飼ってる人がどうしても無理」という人に出会ったことがあります(フェイクを入れてます)。
なんで?どして?アレルギー?いろいろ謎はありましたが、犬を飼ってる人にトラウマがあるのか、相手が犬飼いだとわかったとたん、本当に同人関係の交流を突然切った人がいました。
本当に人それぞれ、いろいろあるのです。
去っていく人を無理に引き留めることもできません。
結論、どんな場合でもまず最初は
自分はどうしたいのか?
自分の希望はなにか?
これを基本に、焦点をあてて考えてみれば、答えは出るはずです。
自分にとって快適な環境に、自分自身で整備を試みていきましょう。
②基本的な処世術、女性の集団に強い人から学ぶ
「それがすぐできれば苦労はない…」
「コミュニケーションとろうにも、あの集団は私の悪口言ってそうだし…」
というネガティブな言葉も聞こえてきそうです。
理論的にはわかっていも、なかなか人との交流を円滑にしていくのって難しいですよね。
私YAYAもここまで偉そうなこと書いてきましたが、決してコミュニケーションが上手なわけではありません。けれども、コミュ障だからこそわかることもあると思っています。
自分がコミュ障打破のために現在進行形で行っていることは、
「コミュニケーション能力が長けている人を観察し、部分的にでも真似て参考にしていく」
これを行っています。
あなたの周りでコミュニケーションが上手だなという人、ひとりふたりはいるのではないでしょうか?
同人関係の人でなくてかまいません。職場の人や家族/親戚など、年齢問わずひとりくらいいるはずです。
ここで言う「コミュニケーション能力に長けている人」とは、やたらと明るい人、営業マンのような人、というただ単に目立ってる人というわけではありません。(もちろんその様な陽キャな人でも能力が長けてる人はいます)
大人しくても集団の中で上手くやっている、
悪い噂を聞かない、
誰とでも話ができている、
穏やかそうである、
怖がられず舐められずちょうどいいポジションにいる、
こんな人です。
女性だけの集団はある種特殊な状況下でもあります。
ぶっちゃけ良くも悪くも目立てば叩かれることも多いです。
これは同人界隈だけではなく、女性だけの集団の中はどこも似てると感じています。
そんな女性だけの集団の中で「上手くやってる人」を参考にしてください。
このような女性の集団で上手くやってる人、個人的には、
・女子校出身で学生時代揉め事なくやってきた人。
・女性が多い職場で長年継続して働いてる人。
(医療、看護、介護、保育、美容関係等)
自分の見た限り、この辺りの人は女性の集団の中でとても上手くやってるなと感じることが多いです。
おそらく「慣れてる」のだと考えられます。
そういう人たちの行動(リアルでもネットでも)を観察し、良いなと感じる部分は自分の行動に生かしていきましょう。
また、同人活動をしてる人からよく聞かれる悩みで「強く見られたい!」「舐められたくない!」「オタクっぽいとか言われたくない!」「オシャレだって思われたい!」このような言葉がしばしば聞かれます。
一度落ち着いてください。
気持ちはわかります。
「上っぽいポジション」に行きたいと思うことは悪いことではありません。
けれど、周りから浮くと目を付けられます。それこそ今回の題でもある「村長」と呼ばれてしまう元になるかもしれません。
プライベートでも目立つなと言うつもりはありません。
同人の世界でだけは抑えていった方が吉だということです。
目立ちたい!上を目指したい!と思うなら、それこそ「萌え部分」「本の完成度」でそれを表現していくべきです。
また、同人誌が周りよりも売れている/外見が目立つ(良い場合は特に)/同人関係の友人が多い/結婚していて配偶者や子供がいる人は、村長扱いや目をつけられる可能性がバリ高になります。
該当する人は、tweet内容やイベント会場での振る舞いを「大人しく控えめ」にすることをお勧めします。
繰り返しになりますが、目立つことは悪いことではありますん。
ただ、同人界隈で上手くやっていきたいなら、同人の世界でだけはその目立ち方をコントロールする必要があるとう話です。
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いかがだったでしょうか。
「結局、村長を倒す方法じゃないじゃん」
「自分自身がどうしたいかは固まった、参考になる人物を観察もした、けど行動に起こすのがどうしても抵抗がある…」
こんな言葉が聞こえてきそうです。
以下有料になりますが、「コミュニティに入りたい/抜けたい」場合の具体的な行動例をいくつか挙げていきます。
村長をなぎ倒す方法は含まれませんが(それは謂わばいじめになるので)、ご自分の行動指針として参考にしてもらえばと思います。
興味があれば読んでみてください。
(以下有料)④「コミュニティに入りたい/抜けたい」どうすべきかの具体例
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