【二次創作】リバイバルジャンル?それとも新規ジャンル?どっちがいいの?【副業で同人活動】

「最近、昔流行ったジャンルがまた来ること多くない?」
「昔のジャンルもいいけど、やっぱ新しいジャンルの流行りなんか来ないかな」
「新しく始まったジャンルも気になるけど、リバイバルジャンルも気になる、どうしよう!」

そんな悩みを抱いてる人、昨今多いかもしれません。

2022年のスラムダンク映画前後から「昔のジャンルがリメイクされ再び放映される」ことが多くなりました。

昨年から話題になったゲ謎映画もそこに含まれると考えています。
そして数か月前に発表された、忍たま映画のニュース。

今アニメ業界ではなにが起きてるんだ?と思ってしまう位のリバイバルブームです。

今回の記事は、リバイバルジャンルで同人誌を出す方がいいのか、それとも新規ジャンルか、それともまた他のジャンルで出すべきか、ジャンル移動に今悩んでいる人向けの記事になります。




①2024年冬に流行るかも?忍たま映画

数か月前だったかと思いますが「2024年12月 忍たま映画 全国公開決定!」のニュースが流れました。

かつて、忍たまはかなりの大規模ジャンルでした。

今このnoteを読んでいる人の中にも「私活動してたわ~!」と思った同人女もいるのではないでしょうか。
懐かしいですね。

今現在も忍たまサークルとして継続して活動されてるサークルさんもいれば、他ジャンルに移動はしたけれども忍たまの絵/小説もたまには描く/書くというサークルさんも存在します。

根強いファンが多いジャンルだと体感しています。

ここで「なに?じゃあ忍たまに行けばいいんだね!もともと大好きだったし丁度いいや!」と思ってしまった方、少し待ってください。

少し冷静に、最近流行となったジャンル「ゲ謎」をまずおさらいしたいと思います。

ゲ謎の作品自体の内容ではなく(映画内容は素晴らしいものだったと思います)「同人ジャンルとして流行り方がどうだったのか」のおさらいです。

2023年11月公開となったゲ謎映画は驚くほど盛り上がりました。

公開前から期待の声も多く、プロの作家さんも複数人二次創作を始め、そしてXトレンドにも度々関連ワードが挙がり、書店ランキングでもかなりの数の本が並びました。

誰がどう見ても「旬ジャンル」となったことは記憶に新しいですね。

では、2024年6月現在、今はどうでしょうか。

人気がもう無いとは言いません。
ですが、かなりジャンル自体は落ち着いてきていると思います。
まだ1年たっていないのに、です。

もちろん、熱意を持って精力的に活動されてるサークルさんも未だたくさんいることでしょう。

けれども2023~2024年年末年始の時ほどの盛り上がりはさすがにもう無いのではないでしょうか。

「いや…そりゃ数か月すればだいたいどんなジャンルでも落ち着くでしょ、昔からそうでしょ」
という意見も聞こえてきそうです。

確かにそうです。

どんな一大旬ジャンルでも、数か月するとピークを過ぎいったん落ち着きます。

けれども「ここ最近の旬ジャンル、あまりにもすぐに落ち着きすぎじゃね?落ち着くにしても人がいっきに減りすぎじゃね?」と思っているわけです。

私YAYAはここ数年の「流行りジャンルの衰退の早さ」をかなり注視しています。

昔よりも格段に早いのです。
ジャンルの衰退速度が。

過去記事「【二次創作】2023年の流行ジャンルの予想【副業で同人活動】

上記過去記事内「②最初の爆発的な人気はもって半年と理解する」でも、旬ジャンルの衰退速度/衰退期間については触れています。

1年ほど前に書いた記事なのですが、今は体感的に「初期の大波」期間も「初期大波は去ったけれどもまだまだ旬ジャンルである」期間も短くなっている気がするのです。

上記の過去記事内では流行ジャンルの「初期の大波」期間が半年、「初期大波は去ったけれどもまだまだ旬ジャンルである」期間は2~3年と記載しました。

今は「初期の大波」期間が1ヶ月~4か月くらい、「初期大波は去ったけれどもまだまだ旬ジャンルである」期間が4か月~1年未満ではないでしょうか。


もちろん、これには当てはまらないジャンルも存在します。
例えば、呪術等は「数年経つのにまだまだ旬ジャンルである」と言ってもよい状態です。

そうではなく、ここ1~2年で新しく生まれた新ジャンル/旬ジャンルの流行のピーク、流行の伸びしろ期間の話です。

短くないですか。
私YAYAは「想像してた以上に短いな…」と驚いている状況です。

なぜ、ここ最近の新規ジャンルは流行のピーク/流行の伸びしろ期間が短いのか。

それは「公式が現在進行形で続いていないから」だと考えています。


公式の面白さや作品自体の完成度の高さとはあまり関連していません。「現在進行形で公式が動いているかどうか」が肝なのです。

二次創作するにしても二次創作を読むにしても、一番の燃料となるのは公式からの情報の供給。これが尽きてしまうと燃料不足で書き手も読み手もガクンと減ると考えています。

それをふまえた上で、忍たま映画のことに戻ってみましょう。

どうでしょうか。安全にジャンル移動できる、と言い切れるでしょうか。

もちろん「いや流行りどうこうじゃない!私は忍たまが本気で今好きなんだよ!」という人は自分自身の情熱に従い創作をするのが吉だと思います。
ガチの創作欲に勝るものはありません。

ですが、

「そろそろジャンル移動したいな、なにか良いジャンルないかな」
「新しいジャンルにハマって心と生活にハリが欲しいな、せっかくハマるなら息が長いジャンルのがいいな」

そんなふうに考えてるのならば、冷静に移動の計略を練る方が賢いのではないかと思うわけです。



②やはり安全なのは公式の息が長いジャンル?



公式が現在進行形で続いているジャンルは息が長く、旬である時期も長く続くと考察しています。

漫画原作でアニメ化した作品であり、漫画は終わっていてもアニメがまだこれからあるという場合は「公式が動いている」と言えるのでジャンルの盛り上がりはまだ期待できます。

原作も完結しアニメももう今後なさそう…というジャンルなのであれば、残念ながら今後の展望は明るくありません。

これは私YAYAが十数年以上同人活動をしていてほぼ間違いない観測です。

爆発的に流行るジャンルに安易に飛びつく前に、少しだけ未来のマーケティング予想をしてみるのが副業で同人活動をする上では必要なことだと考えています。

「なんだよもう…はっきり言いなよ、忍たまにジャンル移動すんなって言いたいだけでしょ?」
と言われてしまいそうです。

半分そうで半分違う、と思っています。
安易に忍たまに移動すると痛い目をみるかもしれない、と思っています。


①でも触れましたが「本当に心から忍たま熱が再燃した、旬になるかどうかは関係ない、自分自身のこの熱は2年以上続くと確信している!」といった場合は移動しても良いと思いますし、移動した方がメンタルも豊かになると考えられます。

そして繰り返しになりますが、忍たまは根強いファンが未だに多いジャンルなので、2024年冬の映画終了後でもゲ謎ほどの引き波にはならないのではと個人的に予想をしています。

つまり映画開始後1年以上は「初期大波は去ったけれどもまだまだ旬ジャンルである」可能性も高いと考えているわけです。

ただし、この予測も結局は映画の内容によるでしょう。

映画が始まらない事にはなんとも言えないのが現状です。

ですが、期待の声はX上でもかなり大きいです。

私YAYAも今回ばかりは正直揺れています。

公式が「映画の反響良ければ更なる続編予定がありますよ、応援よろしくお願いします」といった一声があればどんなに良いことか。
そんな都合の良い公式声明はなかなかありませんが。


また、話は変わりますが仮面ライダーのアプリゲーム「ライドカメンズ」も最近リリースされました。

爆発的に二次創作が流行ってるとは言えませんが、ゲームをプレイしている人口はかなりの数に達している様子です。
(Xの人気ポストのインプレッション数を観測した上でそう考察しました)

二次創作やyoutubeでのゲーム動画配信に関してもガイドラインを定めており、かなり良心的です。

「ライドカメンズ」ユーザー生成コンテンツガイドライン
https://www.ride-kamens.com/news/post-16480/


この「プレイしてる人が多い」というのは二次創作をする上で「読まれる土壌が広い」ことを意味します。

そして公式側も「仮面ライダー」の名前が付いてることもあり、かなりの力を入れリリースしたであろうコンテンツであることが読み取れます。

二次創作での流行も今後気になりますが、ゲーム公式のこれからの動きも応援していきたいなと思っています。



いかがだったでしょうか。

「で、なに?結局どのジャンルが流行りそうって思ってるの?忍たまなの?」
「能書きはいい。YAYAさんが思う今後流行るジャンルをはっきり言って欲しい」
「pixivや書店のランキング以外でジャンルの流行を調べるの場所ってないの?」

そんな風に思っている方もいるかもしれません。

以下有料ですが、私YAYAの個人的な「このジャンル3つはこれからそこそこ行けるんじゃないか?」予想を書かせて頂きます。

あくまでも「個人的な予想」なので参考程度にしてください。

また、多くの同人女が知ってるかもしれませんが「二次創作情報系Xアカウント」の紹介を有料内容に含みます。

人気のあるジャンル/CPのアクセス数やアクセス推移を知りたい、見ておきたいという人にはお勧めのアカウントです。
(もちろん運営しているのはYAYAではありません)

ご興味のある方は以下読んで知ってみてください。

(以下有料)③個人的に考える「そこそこ行ける」と思ったジャンル3つと、二次創作情報系Xアカウントの紹介


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