【副業で同人活動】結婚したら同人活動ってできるの?【考察】

「そろそろ結婚しなきゃなのかな…」
「でも結婚したら同人活動ってできなくなるの?」
「婚活する時間を原稿にまわしたいのに!」

アラサーあたりになると結婚すべきかどうか悩む人、腐女子でも多いと思います。

私YAYAもまさにその渦中にいるわけで…。
みなさんいろいろと不安になったり悩んだりしますよね。

今回は「同人活動している腐女子は結婚すべきなのか?」について記事にしていきます。

婚活中の人も、結婚済みだけど同人活動を再開したいという人も、もう結婚をする気はないけど今後のライフプランを考えたい、さまざまな人に読んでいただき、人生を考える足掛かりにしてもらえたら嬉しいです。


①結婚したら同人原稿はできなくなるのか?

結論から言ってしまえば、
「結婚後の家庭環境/興味の矛先により活動できる時間/意欲は減る」と感じます。

私YAYAもそこそこ良い年齢なので、周りに結婚したオタク友人も多いです。

その全員が独身時代と同じように同人活動をしているか?と聞かれれば95%ノーです。

なんだよ!それなら結婚することって創作活動のことを考えたらデメリットしかないじゃん!と言われてしまえばそれまでです。
けれども、現実です。

結婚した友人/知り合いの同人活動傾向は以下になります。

・独身時代の半分ほどの活動量になっている。
・本は出さなくなったがオンラインで無償で文章/絵を発表している。
・完全にオタク文化に興味がなくなっている。
・二次創作ではなくオリジナルに転向した。

「萌えを本にしたい!だけど時間がない!辛い!」という嘆きを結婚後の腐女子から聞いたことがありません(今のところですが)。

その代わりに、

「なんか落ち着いちゃったんだよね」
「別のことに興味がでた」
「仕事と家事の合間にちょっと萌えを補給できればいいかな」
「イベント参加とかもうするつもりはないけど創作だけはネット上でたまにしてるなぁ」

このような言葉を非常によく耳にします。

例外として「商業作家」として文章や絵を描くことを結婚前から仕事にしていた人は状況は違うのかもしれません。それは「同人活動の趣味」ではなく「本来持っていた本業」になるからです。

世の中には結婚して子供ができた後の人でも、独身時代と同じようにバリバリと同人活動してる人もいるかもしれません。
既婚だということを隠して同人活動をしている人も多数いると思いますので、正確なことはわからないのが正直なところです。

けれども、実際にその様な人を身近で見ることは今のところゼロです。

結婚すると、同人活動にかけられる時間どうこうよりも、興味そのものが薄れてしまうのでは?と周囲を見ていて感じます。

「同人原稿がやりたくてもできなくなった」
というより、
「やる気の熱量が同人活動以外のことに移ってしまった」

と言った方が適切ですね。

とくに子供ができた人には多い兆候だと思います。
子供のいないDINKS夫婦でも、独身時代とまったく同じようにバリバリと同人活動をしている人は、近しい友人/知り合いではいません。

これを良いこととするのか、悪いこととするのかは価値観によるのかもしれませんね。


②婚活にどれだけの時間を割くべきか

私YAYAは現在ぬるく婚活中です。
いい人がいたら一度食事して考えてみようかな、くらいです。

仕事と同人活動を8割に考え、その片手間で婚活をしています。
結果はまぁ…詳細はご想像におまかせしますが、未だ結婚までには至らずといった現状です。

友人の中には同人活動を一度強制終了し、婚活に全振りした人もいました。その人は今は二児の母になっています。

これは本人の「結婚したい!」度合いにもよると思いますが、本当に結婚を早くしたい思いが強いなら一度同人活動を止めてみるのも手だなと感じています。

同人活動して副業しようnoteなのに、なんてこと言うんだ!と思われるかもしれませんね笑

けれどどうしても結婚には適齢期が存在する以上、今しかできないことを全力でするのも選択肢のひとつであることは事実。

自分自身の「結婚したい」度合いに合わせて、婚活への本気度/使う時間を変えていってもいいと感じます。

同人活動自体は、結婚後でも不可能ではありません。
これだけは、周りを見ていて感じます。

独身時代と比べれば活動そのものはスローダウンしてるものの、年に1~2度くらい本を出したり、オンラインのみの無償執筆でマイペースに活動している人は複数います。

そして、昨今のコロナ禍の影響でイベントには行かずとも本は出せる状況
これは家を長時間離れることができない環境であっても、同人誌発行し利益を得られるということです。



③どんな配偶者なら同人活動できるのか

同人活動禁止だ!オタク?とんでもない!
といった極端な旦那と結婚してしまった…このような人は周りでは見かけません。

ネット検索ではたまにこのような夫婦間のいざこざ相談を見かけますが、これは結婚前にお互いの趣味を打ち明けていないとこから起きると思われます。
結婚後にオタク覚醒をしてしまったということなら、御愁傷様と言うしかありませんが…。

既婚友人に、同人活動を配偶者からどの様に理解を得ているのか聞いたことがあります。

「萌えとか推しとか言っても、一般人にそんなのは理解できるはずがない。だから仕事の他に同人誌を出して副業して稼いでると伝えている。」

なるほど!

まさかのここで「同人活動で副業」が婚活に有利に働くとは思いませんでした。

相手の立場から考え場合でも、副業で稼いでいる女性は結婚相手としてメリットがある、と思えますね。

ただ、絵描きとして活動している場合は成人向作品は子供ができるとなかなか難しいとのこと。
成人向の本を家のに置くこともなかなか難しいとのことです。
それは想像に難くないですね。

結婚後に小説書きに転向した知り合いが、周囲に複数人存在します。
小説ならば成人向の内容でもパッと見はわからないので、絵から文章に転向したのかなと察しています。

今まで成人向絵描きサークルで活動していたサークルは、結婚後出産となった場合、活動内容を変えざる得ないことがあるかもしれないことを頭に置いておいてください。


④結婚のメリット/デメリットを理解し後悔のない決断を

結婚のメリットはなんといっても安定だと考えます。

男女平等!と言われていますが、今現在高額納税者はほぼ男性、旦那の収入に頼っている世帯の方が全体で見ても明らかだからです。ちょっと悲しいことではありますが…。

あまり声高には語られない事ですが、結婚した後に夫が他界をした場合でも妻は(加入していた場合)生命保険遺族年金をもらえます。そして家を買っていた場合は住宅ローンの支払いがほぼしなくてもよくなる…など、女性側としてみると結婚はとてつもない数百万~数千万単位での経済的メリットがあります。
(ただし、これは夫がまともに働いていた場合です)

この事実を私YAYAが知った時は「女は結婚すると大きなメリットがあるけど、男はメリット少なくないか?男って不憫だな…」です。

逆に男が結婚したい理由って「寂しいから」「社会的に見られる既婚者というブランド」くらいしか思い付きませんでした。

なんだよ!結婚すべきって記事か!?
と思われた方、ちょっと待ってください。

次は結婚の大きなデメリットについて挙げていきます。

・圧倒的に自由がなくなること。
・経済的に充分に自立している女性の場合はメリットがほぼ無いこと。

この2点です。

上記①でも書きましたが、結婚をすると同人活動への自由とやる気がそもそも減ってしまうことが多いです。

そして、この④の最初に記載した将来に備えた貯金が自分自身で充分に確保できるのならば「結婚のメリット」は自らカバーできてしまうのです。

子供がほしい!といった場合でも、自分に経済力があるのならばシンママでも余裕をもって産むことが可能ですし、環境にもよりますが養子を迎えることだってできます。
(数年前に歌手の浜崎○ゆみさんがこれを体現なさってたと記憶しています。あと昔の芸能人では美空○ばりさんも息子は養子だったそうです。)

このような経済自立したシングル女性、有名人や芸能人ばかりがクローズアップされニュースになりますが、もしかしたら公言されていないだけで会社員でも一定数おられるのかもしれません。
会社の役員になっている女性などは充分な経済自立はされてますからね。

結婚する/しないは感情論で語られることも多いですが、これから先の未来どんな生活がしたいのか、死ぬまでにいくら必要なのか、実家を金銭的に(遺産相続も含めて)頼れるのか、この辺りを落ち着いて考えてみると答えが出やすいです。



⑤結婚をしないと決めた場合のライフプラン


私YAYAは現在婚活中と書いてきましたが、正直まだ揺れ動いている部分も多いです。

このままバリバリ働いてあわよくば転職してお金を貯めまくって、同人活動も精力的に楽しみながら副業をし、自由を謳歌する、もちろん納税もちゃんとするし、余力ができれば社会に役立つよう寄付をしたっていい!

こういった考えが無くはないからです。

結婚をしない場合は綺麗ごと抜きにして1に貯金、2にも貯金だと感じています。

このあたりの考えが、どうもオタク女性には足りない人が多いのも事実。
考えてる人は30歳前後でもめちゃくちゃ考えているのですが、自分自身の将来のことなんてどうでもいいや~という人も多い。人によって両極端な印象です。

また、年齢に応じて自分で貯金目標額を定めるのも良いと考えています。

例えば、35才までに600万貯めるとか、40才までには1000万目標とかです。
貯金だけではなくマイホームを買うなど、資産になるものの購入も視野に入れると良いなと感じます。

そして、その目標が達成できそうにもない!ピンチ!となった時は、その時点での仕事内容や生活形態、浪費項目等を見直すのです。

もちろん、人生は計画通りには行かないものですが、目標を立てないで年月を重ねるよりも目標があった方がやる気も維持できますし、なによりも達成できた際は喜びがあります。

自分自身で設定した目標を達成できれば、自己肯定感も高まるはずです。


─────────────────────


いかがだったでしょうか。

結婚するかどうかに悩んでる人も、もうその悩みからは脱した人にも、これからのより良いオタ活動と人生のヒントにしてもらえればと思います。

結論を言ってしまえば「経済的な将来設計からは目を背けずにいこう!」ということになってしいますね。

ただダラダラと「どうにかなるさ~あ、推しの新規絵がでた!」と萌えを言い訳にして惰性で生活をしていくことが最善とは思えません。

人間若返ることは不可能ですが、何歳になってもやる気と体力さえあれば生活環境の軌道修正は可能だと、親族の老人たちを見ていても感じています。

そしてその環境を変化させられるのは自分自身だけですよね。
欲張り上等、その欲や目標が満たせるよう切磋琢磨していきたいもの。

「なにも楽しいことがない…欲求がない…」という無気力こそ、貧乏よりも一番避けたい精神状態かもしれません。

欲望こそ、頑張るきっかけです。

健康にだけは留意し、オタ活や創作活動はもちろん、自分で自分に課した目標を大事にして日々過ごしていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?