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責任=鬱状態になる人間失格な私。

「責任」。
って言葉が昔から苦手。
だって責任とセットになっているのが、私の場合は「鬱状態」なんだもん。
こうなると人間失格の部類に入ってしまうのだろう。
まぁ、それも人間にある確かな部分であると自己解決することにしよう。


私の初めての責任は「こどもとしての責任」だった。
両親は離婚しているのだが、離婚前は喧嘩が多かった。
喧嘩を真ん中に割って入ってやめさせる責任。
両親が別れた後は、駄々をこねて訪ねてくる父親に対して、こどもとして精一杯の妥協案を出す、という責任。
そんな責任、子供は背負わなくてもいいんだって今なら分かるけど、あの頃の私はこの世の中の「見えないモンスター」にいつも怯えていた。

それから、高校生くらいになり、
恋愛体質になった。
恋愛には責任なんてない。
彼氏がいても他に良い人がいれば、浮気したっていいし、乗りかえても良い。
自然の原理だ。

若くして結婚して子供が出来た。
人生最大級の「親としての責任」が到来。
最初の子は何から何まで頑張った。
離乳食もほぼ手作り。
母乳育児で悩み、ママ友関係でも劣等感を持ったりした。
親としての自信がなくなったこともある。
それは全て「責任」を背負っていたからだ。

私は今、手元で4人の子を育てている。
はっきり言って、「親の責任」には飽きた。
世間の目を気にしながら、
普通の親を演じ、
良さそうな奥さんを演じ、
私は自分で、私の背負う「責任」を自分で増やしてしまった。
あと何年だ?
というか、降ろしていいですか?この責任たち。
と、毎日抑うつになる日々。
頓服の抗不安薬だけが頼りだ(笑)
5人育てたってこの有り様。
ベテランママじゃ~んなんて言われても、
ハハハっと笑って誤魔化すしかない。
スミマセン。

投げ出す以外、解決法なんてないのだが、
少しだけ、責任から逃れられる方法をいくつか持っておいた方がよい。
スマホのメモなんかに書いておくのもよい。
ただの思いつきと、たまたま目にしたものが、
自分の逃げられる方法になったり、場所になったりする。

笑っていられるものこそが、
責任の重圧から、すこーーーしだけ逃げられる方法だ。

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