保育園狂想曲
灼熱の街川越にて、コシタと共に過保護に家の中にこもり続けた日々から一転。
毎日コシタを連れまわす日々を送っております。
理由は、保育園見学。
いわゆる保活です。
保育園争いが熾烈だという東京を出て埼玉に引っ越した理由の一つは、未来に我が家に来るであろう子供の環境を整えるためでもありました。
そして、本当は3歳くらいまで一時保育などを使いつつゆっくり自宅で育てるつもりだったのですが、
・生活リズムを整えられる
・保育のプロがいる
・月齢により適切なトレーニングができる
という点において、特に全てが手探りの第1子は自宅保育よりも保育園に預けてあげた方が良いという話を聞いて納得。
納得はしたが、こんなに大変だとは!!
可能性の狭間と3つの問題点
いや、保育園自体はあるんです。
問題はうちの子がダウン症であること。
ダウン症は遺伝子の異常。
成長がゆっくりで、高確率で知的障害が出る『可能性が高い』ので、成長していくと健常児の子より手がかかる『可能性が高い』。
そう。
現在赤ちゃんなので、全てが可能性の話なのです。
赤ちゃんである現在、うちの子には何の問題も不都合もない。
お金の計算できなくても、もりもりお話しできなくても。
だって 赤ちゃん だもの。こしお
そうなってくると、非常にややこしい。
手帳なんかありませんよ問題
普通、何かしらの障害があって手がかかる子は、保育園に入る必要があるかどうかを点数で表現しているところに加点されるそうです。
障害者手帳とか療育手帳とかあれば。
もちろんなんの問題もないのでとれません。
だって 赤ちゃん(以下略)
保育士さん募集してもこない問題
障害者手帳、療育手帳がなくても、何かしら手がかかるかしら?と思われる子には加配の先生がつくそうです。
マンツーマンだったり、2人に1人だったり。
これが公立だと人事異動で対応してくれるようですが、私立だとかなり厳しい!
今回雑談も含め、いろんな園の園長先生と結構時間とってお話をしてきました。
中にはご自身のご家族がケアが必要な子で、ものすごく親身になって聴いてくれた園長先生も。
しかし、皆さん言われるんです。
加配の先生を採用できる自信がない。
「うちはこれまでケアが必要な子の入園実績はないですね!ドヤ!」
な園もあれば、
「情けない話ですが実際に現在園にいる子で、成長の過程で加配の先生が必要な感じになった子には、公立をオススメするような状態で」
という園も。
保育無償化してる場合じゃなくて、保育士さんの環境に予算を割いていかないと、待機児童解消も少子化対策も絶対無理やで!と一緒に悲しむなど。
いやほんとに、関わる人の母数増やさないと無理ですよ。
ちなみに公立は公立で近所の園はどれも狭く、募集人数が驚くほど少ないので、遠方まで候補に入れて願いをかける所存。
ハハシタ、フリーランスで加点低いんじゃね問題
これが地味に一番問題。
自由きくじゃん?とか思われやすく、点が低くなると聞きます。
不幸中の幸いでは、我が街川越は点数は労働時間で決まるとのこと。
産後数日で仕事復帰し、一人ブラック企業をやっている私の時間数をどれだけ認めてもらえるのか。
一日ブラック企業できたのも心臓手術の入院期間があるからだけど、もう入院していただきたくないし、私だってちゃんと眠って人間らしい生活を送りつつ、大好きな仕事をしたいんだ……。
子供の出産は去年から想定してたけど、旦那の体調が悪くなったのが想定外で、大黒柱をいつでも変われる状態でいたいのです。
というか、仕事したい!仕事したい!
で、明日も保育園見に行くぜ!
いやいや、まぁ、めげててもしかたないので、可能性のある限りは、コシタが楽しい毎日を送れる園を探すぜ!
会社っていうていが必要なら法人化でもしますから、なにとぞー!なにとぞー!!
いただいたサポートはコシタニコシタのオチリを守るステキオムツか、コシタニコシタの笑顔を作るナニカに使わせていただきます!