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肩を90°以上挙げれない痛みと固まる肩

インピンジメントと呼ばれる90°以上肩を上げれない痛み

中々楽になれないインピンジメント症候群と呼ばれる方の痛み、特に外転動作で90°以上拡げる事が出来ない痛み、良くあるのが肩回りの筋弱化で特に僧帽筋下部繊維の筋力低下で肩甲骨位置アライメントが下方回旋し棘上筋腱板と干渉痛。


しかしながら肩甲骨の下方回旋他要因もあるので、今日はその件について書きたいと思います。


関節包の硬結もインピンジメントに加担


肩が外転を行うと上腕骨等は足方へ下がる

現場で良く拝見するのが関節包下部の拘縮です、その事により外転時上腕骨頭が「下方滑り」と言われる運動を行います、しかしながら病態的にその関節包が硬く拘縮するとどうなるのか?です。


結果から言いますと上硬結した関節包が受付ず腕骨頭が下方滑りを行えなくなります、つまり外転時に腱板と肩峰が干渉(インピンジメント)し痛みになります。


ニワトリが先か卵が先か?

この発症機序がどうなのか?ですが、僧帽筋下部繊維が弱化し下方回旋からの腱板を傷つけて?なのか、もしくは関節包自体が拘縮?あるいは肩甲骨自体が背部の組織の阻害因子から骨頭への炎症?ほか、胸郭のアライメント異常からの肩甲骨滑走性低下なのか?多岐だと思います。


その都度仮説と評価を行い紐解く必要があり順番は付けれずです、組織的問題?力学的問題なのか双方をすり合わせ考えます、しかしながら長期間に渡り寝る位置が肩の痛みで決まらない、あるいは奥がずんずん痛や長期に渡り問題に対峙など関節包下部の硬結が良く要因として含まれる事をが多く感じます。

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