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肩の痛み2/30代男性

気になるところ

7日後ホームエクササイズを行って頂き、経過確認 したところ次の事が分かりました。

1)ROM向上→挙上が一番に好転、痛みの性質も変わり動き始めより関節可動域最終地点で残存する、上腕関節外転痛は相変わらずである要因として、毎日エクササイズはしていない事も含まれます。

2)内旋外旋のROMは好転少なく動き痛み共に前回からの変化少ない。

3)上記から、内旋外旋ROM拡充する方針で行き回旋腱板を使える様にする。

内外旋の筋が相互緊張すると、上腕骨頭を肩甲骨窩へ押し付けてROMの自由を奪いやすい。


コンディショニング

1)内旋筋群 肩甲下筋 大円筋の内旋促通と外旋ROM拡充(筋緊張弛緩)。

2)外旋筋群 棘下筋 小円筋の外旋促通と内旋ROM拡充を行う。

3)上腕外転制限因子にもなり得る広背筋アプローチを行いました。


今回思わぬ好転(早めのROM拡充)が想定外でした、五十肩は基本動きが好転し後付けで可動痛が減少する事が多いです、なので見込みより早めに好転が望めそうです。

尚、肩甲骨静止アライメント(肩甲骨内側縁)が患側右は相変わらず外へ開かず肩甲骨下方回旋している、このアライメント改善のリハビリ的筋トレを鎮痛と伴い入れていきます。

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