魚釣りと筋肉痛 60代 男性 セラピスト

気になるところ


筋肉痛:下肢の痛み(DOMS:遅発性筋肉痛)

1)しゃがんで物を拾う動作が痛い、前腿(大腿四頭筋)内腿(薄筋 大内転筋)お尻(殿筋)やや背中(腰腸肋筋)

2)一番痛いのは大腿四頭筋と薄筋・大内転筋

3)魚釣りの翌日に痛み(4時間釣行)

4)護岸の高さがみぞおちまであり、体幹前傾と骨盤後傾姿勢のまま護岸へもたれかかり、海面が見えなくてつま先立ちをしていた。

実は私自身の事である。



仮説と検証


1)護岸へ寄りかかる際の姿勢から考える

足関節底屈=下腿三頭筋過緊張

膝折れしない様に伸展=大腿四頭筋過緊張

斜めの体幹を護岸へ預けるもやや自身でも起こしていた(完全にもたれると竿操作も出来ないし、胸が圧迫で痛い(脊柱起立筋群と殿筋の収縮)

補助動作として股関節を開かない様にした=薄筋 大腿転勤(※伸展作用もある)

上記の事から、しゃがむ動作は遠心性収縮のため過緊張した組織を引っ張りとても痛いと考えた。



コンディショニング


1)時間経過にて自然治癒すると思うので何もしない

2)  スタティック(静的)ストレッチ30秒だけ行う



備考


今回は筋肉痛が起きたがどんな感じで起きてしまった、つまり姿勢維持のため抗重力伸展活動をどの組織を使って代償、この事での痛みが起きるのか?そんなお話のためです。

つまりこんな毎日であれば、筋肉痛以上の問題に発展するかも知れない可能性を考える良い機会だと思い書きました。

たったこれだけ4時間程の姿勢異常でも、トイレに行くのも辛いくらいになります。

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