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その感受性を子供の心で遣っていたい。

頑張りたい。

それなのに、頑張れない時がありませんか?

つい
頑張れる。と、思ってしまう。

でも
頑張れない時があるよなぁ。

いつの間にか頑張る為の芯みたいなものが折れてしまってたり、拗ねてしまってたり、現実を知りすぎてしまったりする。

大人になるほどに
先読みして考えてしまう。
これが一体何になるのか。
先読みしてだいたいの事の予測をつけてしまう。

それが良い風に働く時もあれば
頑張りたい時に、腰を重くしたりもする。

子供の時のようにピュアに世界に挑めたならばどんなに素敵な事だろうと思う。

あの頃見ていたキラキラの正体は、こんなところにあるような気がする。

そんな風に思い馳せる。

考えすぎて虚無になる。
そこから抜け出す方法が分からずにまた考える。
何でもない毎日がこんなにも首を絞めるものだったなんて!
そんな事を身に沁みて思う。

先日
遊園地で遊ぶ撮影があった。

テーマソングを作らせてもらってる遊園地での撮影だった。

メジャーシーンを引率してきた
福田裕彦さんと浅倉大介さんとご一緒させていただき夢のような時間だった。

ファミリー向けの遊園地。
ジェットコースターや乗り物に
興味津々で、楽しいや可愛いが沢山聴こえてくる愉しい時間。

そっかぁ。
こんな風にひとつひとつの事に興味を持って口に出して楽しむ事ってすごく大切なんだなぁと、心から感じた。

その言葉に触発されるように
遊園地を楽しめたからだ。

うん。
こういう時間や感覚って大切だなぁ。

何の為になるのだろう。

そんな事を考えずに
小さな反応をひとつひとつ拾ってあげたい。

大人になって豊かになったはずのその感受性を子供の心で遣っていたい。
きっと
そういう事が本当の意味で大人になるって事なのかもしれない。

そんな事を考える。

素敵だなぁと思う大人って
こんな人達の事なんだなぁと感じる時間。

人ってどんな風にでもなれる。
それは、何者かになるという事では、なく
どんな風にでも感じられるという事なのだと思う。

素敵だなぁと思う時間に触れて
そんな風に生きてみたいなぁと思う。

そんな風に心を遣って暮らしていたいと思うのです。

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