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眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。

自分の事を
悪い人と思いながら生きてるわけじゃないけれど
タイミングによってそうなってしまう事があるよなぁ。

眠れない夜に限ってそんな事を考えてしまう。

きっと
良い人、悪い人がいるのではなく

良い面、悪い面。
良い時、悪い時があるのだなぁ。と、思う。

弁解のチャンスや挽回のチャンスって
そうそうないのが現実だよなぁ。

だからそっと縁を切っていくしかなかったりもする。
切られた縁を結び直そうとしないことが大切だったりもする。

そんな経験を経て
よそで陰口をよく聞く人と関わる時。

偏見を持たずに、俯瞰しながら見てみると

心のどこが屈折して現れてしまったのか見える時がある。

その部分をほぐすように
言葉を選んだり耳を傾けてみたりすると
綻ぶように、その人の良い面が花になる時がある。

無理せず焦らず
心の形や造りを俯瞰して見るように
会話を出来る時間がある事は
それだけで幸運な事なんだよなぁと思う。

社会で生きてると全てそういう風には、いかない。

だからこそ
そう言う時間や言葉選びや心に耳を傾ける姿勢を大切に思っていたいなぁと思う。

優しさがあるとするなら
そういう風に遣ってみたい。

言葉使いが言葉遣いになる瞬間。

言葉遣いで人生が変わるってきっとこういう事なのかもしれない。

眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。
その羊は、きっとそんな風にあなたの背景に手紙を添えるだろう。

そんな風に
良い面や良い時をお互いに魅せ合う事が出来たなら
素敵な縁になっていくと思うのです。

そうやってあなたと関わっていたい。






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