見出し画像

孤独を愛した時に愛されるものがあるとするならば

”孤独”を、寂しさとして扱えば
使い勝手の良いように使われてズタボロになるよなぁ。

人の寂しさを商売に結びつけれらる賢い世渡り上手は、世の中に居る。

人それぞれにあるその孤独は
雑に扱うと
身も心もダメにしてしまう。
だけど
いつだって強くいられるわけじゃないよなぁ。

きっと
その気持ちをどう名付けるかで
それはいかようにも形を変える。

そんな風に
頭で知っているはずの事を
心で識っていく事が生きていく事なのかもしれない。

ときに
孤独って人の気持ちを考える為の
手引きにもなるよなぁ。

孤独を愛するって
全てを拒絶する事じゃなく、手の差し伸べ方やその距離を知る事なのだとも思う。

みんなと居る事は
みんなと同じになる事じゃなく
みんなの中のひとりの役割を担う事。

だから
みんなと居る程、独りを感じる時もある。

そういう風に孤独ってひとりじゃないから生まれていくもの。

だからこそ
雑に扱うのではなく
話を聴くように向き合いたい。

そこから紡がられる言葉が
あなたの言葉に成っていくのだ。
それが人が遣える魔法みたいに。

孤独を愛した時に愛されるものがあるとするならばきっとそんな瞬間に宿るような気がする。

あなたは
その孤独を、どんな名前で呼びますか?
どんな風に、手を差し伸べますか?
そのひとつひとつが
あなたをあなたに変えていくみたい。

あなたの孤独が
大切な者の為に遣われていきますように。



最後まで読んでいただきありがとうございます。