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徳久 望/Nozomi Tokuhisa
2023年11月6日 07:18
「何事も変わる瞬間が美しいものさ。慌てる事はない。その光に目が眩まない事。」どこからともなくそんな声が聴こえる。風が水面を走るのを眺めていた朝焼けの川辺。枯れ葉が舟のように漂う。川面に映る空の色の移り変わり。青から赤へ。その色彩の移り変わりを言葉で表せない。枯れ葉の舟が簡単に空の上を踊り、走る。「終わっていくのではなく役割を変わっていくだけさ。」そう言うように。
2023年11月5日 08:38
生きていてよかったなって思う瞬間と今死んでいいなって思う瞬間は、似てる。夕暮れの空を眺めてそう言えばこの季節って味があったんだなって思い出す。その味は心臓が知ってる。そんな気がする。鼓動が語りたがる。そんな体感。覚えているもの。忘れていくもの。思い出は、いつも”今”から等距離にある。それの引き寄せ方や離し方がその人それぞれの物語なんでしょうね。ソファで微睡みながら