目標は迷わず自由に設定しよう
自分の目標にしても、チームの目標にしても、どのような目標を設定すればよいか、ということに正解はない。
先日、同僚から「数値目標をどう設定すべきか?」とか、「数値目標以外の目標をどうやって設定すればよいか?」といった質問があったが、結論、その問いに正解はない。
目標はマネジメントの歴史を辿ると、1950年代にピーター・ドラッカーによって「目標による管理」という概念で提唱されて、産業能率大学の二代目上野一郎によって日本に普及された。
つまり、目標というのは、それだけ最近のマネジメントツールにすぎないということ。
数値目標にするか、状態目標にするか。短期目標にするか、中長期目標にするか。そのくらいの軸を持って、あとは自由に設定すればよい。
要は、自分もドライブされて、部下もドライブされて、みんながドライブされる、これが目標の効果であるわけだから。
どう設定するかは自分のスタイルと相手のスタイルによる。自分が数値目標のほうがドライブするというのであれば数値目標にすればいいし、相手が数値目標が嫌いというのであれば状態目標を設定すればよい。
それを戦略的、戦術的に定めるところにこそ、マネジメントの創造性が発揮されるわけだ。
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