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2024年7月の生活と仕事

上の写真は、お隣の小海町にある美術館で開催中の「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展 ー食べることと生きることー」を観に行ったときのもの。
ムーミンの”食”をテーマに、原画や複製画が物語の文章とともに展示されています。ちょっと大変な状況でもコーヒーや食事の時間で落ち着いたり、みんなで美味しいものを収穫したり料理したり、そんなムーミンたちの様子が愛おしい。

そして、やっぱりムーミンママはいいな。みんながドタバタしていても、ちょっとやそっとじゃ動じない、たまにはムッとしながらも、各自好きなようにさせておく。そんな余裕を持ちたいものです。

7月25日から子どもは夏休み。
だいぶ前に「夏休みは何したい?」と聞いたら「友だちとプール!」とのことだったので、初日は私も仕事をオフにして子どもたちの送迎をしました。
その翌日と翌々日は町のお祭りで、これもお友だちと大いに楽しんだ様子。私も通りをブラブラしながらいろんな人とおしゃべりしたり、生ビールで喉を潤したり、2日間にわたって屋台を引き演奏を続ける若衆の皆さんに感嘆したり、堪能しました!

7月に公開された記事

ITmadiaでは、職場のルールをテーマにコラムを書きました。
最近はルールを緩和して働きやすく……の流れがあるけれど、あえてルールを作ることで働きやすくする職場として、大好きなパプアニューギニア海産さんのことを紹介させてもらいました。


Biz/Zineでは、構成を担当した記事がたくさん公開されました。

神戸大学の吉田准教授とネスレの島川氏による対談は、個人的に胸が踊りました。というのも、Podcast「たべものラジオ」のミルクをテーマとした回でネスレの創業のストーリーを聞いたばかりで、島川さんのお話にもそれが登場し、その精神が今のパーパスにも継承されているということが語られていたからです。


ユニポスの田中CEOと慶応義塾大学の琴坂准教授の対談は、なんといっても後編の最後、「組織の中での自分らしさ」をどう捉えるかという話が面白かったです。琴坂先生いわく、日本の企業幹部は「自分らしさ」を出し過ぎなんだそうです。

琴坂:(グローバル企業の経営幹部は)ある会社にいたときにはその会社のカルチャーを体現する行動を取るし、転職すると一気にスタイルを変えて、転職先のカルチャーに合った行動を取れます。その組織にいる人たちを動かすために「郷に入っては郷に従え」を、体現しています。
 日本における議論はそこまで進化していません。従業員の自分らしさを大事にするのはよいのですが、組織のトップは自分らしくではなく、組織らしくあらねばらない。今はトップが個性を生かし過ぎで、求められる役割を演じられていない。それはマネジメントのトレーニングが不足しているからでしょうね。


埼玉大学の宇田川准教授3冊目のご著書『企業変革のジレンマ』が刊行されました。おめでとうございます!
その出版記念の対談シリーズの構成を担当させていただいています。その第一弾、ローランド・ベルガーの野本氏との対談を聞いていると、同年齢で全く違う役割でご活躍のおふたりが互いによい相談相手なのだろうなと感じられて、なんだかうらやましかったです。


デジタル庁の樫田氏の対談シリーズ、今回のゲストは自治体向けの経営管理システムを半分自治体に入り込むような形で開発し、ローンチされWiseVineの吉本社長です。そんなサービスがあるんだ!という驚きがありました。
おふたりが語る組織の変え方は、行政組織に限らない話だなと頷きながら聞かせていただきました。


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