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器どころ御器所にあった “あな窯”を推測する

10月31日午後のまち歩きは、「器どころ御器所にあった“あな窯”を推測する」でした。
ガイドは、那須亮さんです。

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雨が心配されましたが、朝のうちにあがり、晴れ間も見えていました。
御器所は、熱田神宮に納める土器を作っていた場所と言われています。
鶴舞駅から、桜山駅までがコースです。

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このあたりは、古くは海岸線がある所で、現在の坂や崖の下は海だったそうです。
窯は台地のヘリの斜面を利用して作られていたと推測されます。
弥生時代から平安時代にかけての土器が発掘された場所があったり、
村雲小学校の中に弥生後期の竪穴住居跡が見つかっていて、窯との関連も考えられるそうです。

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この付近は、かつて多くの溜池があり、大根畑が広がっていたそうです。
残念ながら、今はなくなってしまいました。
漬物に加工していた工場が、食品工場として残っています。

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ゴールの桜山にある冬桜が、私たちを迎えてくれました。
2年ぶりの開花だそうです。

レポート:三宅由美子 写真:久保田将之

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