マガジンのカバー画像

やっとかめ大使レポート2020

49
運営しているクリエイター

#名古屋城

色づきはじめた紅葉の美しさを愛でながらのお茶席

色づきはじめた紅葉の美しさを愛でながらのお茶席

11月14日(土曜日) まちなか寺小屋の『茶席の亭主と正客』に参加してきました。

名古屋城の金城苑の茶室で、後藤敏雄さんを亭主、志津直行さんを正客の講師として、茶席での一期一会の楽しみ方を教えて頂きました。

コロナ禍の中でのお茶会は、定員を10名としてゆったりとして、手前座と正客の間にアクリル板を置いたり、次客以降の客の銘々皿は紙皿、お菓子はパック入り、黒もじの代わりにプラスチックフォーク、

もっとみる
名古屋城調査研究センター公開講座 石垣から語る名古屋城 午後の部

名古屋城調査研究センター公開講座 石垣から語る名古屋城 午後の部

どこから石を運んでいたのだろう?どうやったら、あんなにキレイに積むことができるのだろう?石垣のしくみ、歴史について学び、刻印探しを楽しみました。

名古屋城調査研究センターは、名古屋城の歴史を明らかにするために各分野の多くの学芸員が終結。この講座にも、文献史学の木村さんのほか、美術史学、考古学の専門家のお二人も参加されていました。貴重な講座です。

まずは、木村さんの講義から。名古屋城の石垣につい

もっとみる
石垣で感じる名古屋城歴史の流れ

石垣で感じる名古屋城歴史の流れ

11月11日寺子屋「石垣から語る名古屋城」午前の部。
講師は、名古屋城調査研究センターの木村学芸員です。

名古屋城の石垣は江戸時代の初めに20大名の割普請によって築かれました。
江戸時代中にも濃尾地震後にも大正時代にも所々修理や積み替えをおこなったそうで、その時期により積み方が異なっています。
先の戦災で天守閣が燃えた時、変色したりヒビが入ってしまった石があります。
築城以来変化がないと思われる

もっとみる
歴史の証人・名古屋城の石垣細見巡り

歴史の証人・名古屋城の石垣細見巡り

1 名古屋城天守閣の石垣細見めぐり

これは、やっとかめ文化祭初日を飾るプログラム且つ文化祭で一番人気のまち歩きです。

見所は「ブラタモリ」に出演歴もある名古屋城学芸員の木村さんによる毎年変わるコースと石垣についての解説。

木村さんによると戦災で焼け落ちた城に比べ、爛れながらも残った石垣は、物言わぬ歴史の証人でもあります。

主に外様大名によって普請された石垣は彼らによる刻印が残っています。ア

もっとみる