見出し画像

独立1ヶ月が経過して

2019年12月31日、前職を辞めて今年から家業を継ぐことにして早1ヶ月が経ってしまいました。

ボーッとしていたつもりは無いのですが、あっという間に過ぎゆく時間に驚かされるばかりです。
そんな過ぎ去りし日々を振り返れるように、1ヶ月の出来事をまとめます。

年初めは胃腸炎
年末から年始にかけて、家族みんなで胃腸炎に苦しむスタートでした。おかげで実家の親族集まりには顔を出せず、その時振る舞われたカニしゃぶ、牛しゃぶの豪華夕食は食べられず…残念。

年始の連休明け最初にしたことは、国民健康保険への加入。2月には会社を設立する予定でいたけれど、約1ヶ月のため手続き。

独立最初の仕事は器具交換
連休明けから会社設立について調べて、仕事始めは1月9日。
独立最初の仕事は器具交換。器具の取扱い、工具の扱い方、試験の方法、どれを取っても初めての出来事なので、体力より頭を使う。

終わったらクタクタで、出来ないことを父に笑われた。笑われても仕方ない、早く出来るようになって見返すだけだ。

子どもたちとのやりとり
仕事が変わり表面上変化があったのは、①着る服がスーツから作業着or私服になった、②タバコを吸う父と行動を共にしているためタバコ臭くなった、の2点。

子どもたちはこれに敏感に気づく。

朝、作業着に着替える時には「あれ?いつもと着てるお洋服違うよ?」と指摘され、まだ子どもたちに仕事が変わったことを説明していなかった事に気付かされる。

保育園のお迎えに行った時は、「あれ?パパなんか臭い。太っちょじいじ(私の父は孫からこう呼ばれています)の臭いがする。」と言われ、臭い移りがあったことを自覚させられました。

これから色々変化も生じるかもしれないけど、家族は今まで通りの生活が続けられるよう、仕事だけでなく家事育児も頑張ります!

会社は合同会社でいく!
株式会社か、合同会社か、色々調べて合同会社でいくことにした。株式会社より初期費用は抑えられるし、利益配分に自由度がある点、決算公告が不要な点が決め手でした。
(でも父から「俺は役員とかにもならないから」という宣言を受け、利益配分の点は活かせなくなりました)

設立方法を調べていたら、会社設立freeeなるものを発見。最低限かかる費用で、簡単に会社が設立できるとな?であれば自分でも出来るのか試してみましょう。
…定款まではマジですぐ出来た。1月決算にしたくめ2月設立にするつもりでいたけれど、設立日の概念がわかってなくて、必要のないお金は使ってしまったが、でも簡単にできたのは間違いない。2月になったらすぐ登記に行こう。

あとは父との労働契約書、自分の給与面の話を詰めないと。

しばらくは丁稚奉公なので薄給やむ無しとは思いつつ、今まで母がやっていた経理や総務的な仕事も引き受けるので、家計が赤字にならない程度に役員報酬を決めたい。

消防設備士甲種5類に合格
昨年12月に受けた甲種5類の合格発表。正直ダメだと思っていたが、まさかの合格!これで避難器具の仕事もできる!(資格としては、ですが)

先月乙7も合格したし、資格試験の方は調子よく進んでいる。

1月は甲1と乙6の試験が2日違いであるので、頑張らにゃいかん。のだけれど勉強が中々手につかない。

だって会社設立のこと調べるほうが楽しいんだ!
なお基礎知識の定着を狙う意図で、科目免除は使わずに受験してます。

はじめてのおつかい(他社の仕事応援)
今まで学生の頃から社会人になった後も、ポツポツと父の仕事の手伝いはしてきたが、逆にそれ以外の仕事の仕方を知らずにいた。

「一度うちの仕事に入ってください!」というWAVE1の吉村社長のお誘いに乗る形で、人生初の仕事応援に参加。

頭の中ではBBクイーンが歌うはじめてのおつかいの曲がリフレイン。この歳の初めてってのも楽しいな。

仕事の内容は都内のシェアオフィス消防設備点検と、1階店舗・上階住居の消防設備点検の2件。

やっぱり細かいところを含めてやり方が違う!違いを楽しみつつも、応援で来た以上ちゃんと仕事をする。
(もちろん応援じゃなくてもちゃんと仕事してます!)

規模は大きくないので2人入れば1日で余裕な現場でしたが、WAVE1さんの意向はワーカーを増やすこと、慣れさせることにあるようで4人体制で動きました。

今月は計2日の現場応援でした。刺激的。

WAVE1さんに呼ばれる
前職の経験を買われて、外部アドバイザーとして社内打合せの場に呼ばれる。

前職の頃にもアドバイスを求められる機会はあったけれど、あくまでそれは「吉川さんの勤める信用ある企業」に話を聞きたいだけで、私でなくとも成立する話だった。

けれど今回は私、吉川幸太を信用して呼んでくださっている。それに応えるため自分の中にある知識、経験、思い付き(これは要らなかったかも)を出せる限り絞り出した。
会社員していたらこの経験は無かったな。

ホームページ作成
Twitterしていて相互フォローになったらくペジの中島さんが開発したホームページで長沢防災のホームページを構えることにした。

まずは話を聞きたいなぁ、と思って問合せしたら速攻で折り返し電話が来て、その日のうちに打合せ日を決めた。

打合せ当日は、使い方の説明かららくペジの仕組み、中島さんの将来展望まで包み隠さず話してくれた。

WAVE1の吉村さんといい、中島さんといい、先を見ている人たちは熱量がものすごい!

らくペジの行く末が気になるし、中島さんの熱量が楽しかったし、即決でらくペジを契約。

聞いておしまいではなく、ツールの1つとしてキチンと運用していかないと。(まだ全然おかしな状態ですが、ホームページはこちら→https://nagasawabousai.com)

Twitterでの出会い
先のWAVE1の吉村さんらくペジの中島さん。どちらもTwitterがきっかけでお会いできた人たち。

正直Twitterしていなかったら絶対に会えていない。別に誰かと会うため、繋がるためにTwitterをやっていた訳ではないのだけれど、折角気になる人に声を掛けられるチャンスがあるんだから、ダメ元で動いてみる…そしたら繋がった。

今はTwitterで消防設備に関わる人たちとの繋がりが増え始めた。発信される情報を見て、勉強になったりその人のことを少し知れたり、これからの広がりもまだまだありそうな予感。

偶然の出会いではあるけど、なにか縁のようなものもあるのかも、そう思って繋がりを大切にしていきたいと思います。

仕事がしたい
元々仕事が好きな方ではありませんでした。前職では自分なりに仕事の楽しいところを見つけようと必死に取り組みましたが、お客様に喜んでいただけて嬉しい、必要とされて嬉しいということはあっても、仕事が楽しいと思えた瞬間を思い出すことができません。

ですが、今は仕事が楽しいです!思わず家事育児より優先したくなるくらい楽しいです。

でも仕事をしている様子に楽しさが出ていなかったのか、父に「こういうのつまんないか?」と聞かれました。

いえ、それは私のデフォルトの表情を誤読しているだけ、心の中は楽しいんです。どんどん仕事がしたいんです。

父よ、息子をこき使うがよい。

よく「主体性を持って仕事をする」「自分事だと思って」とか言われましたが、今まさにそれ出来てる自信あります。

こういう事だったのかと理解が深まるばかりです。

では何故会社勤めだった今まではコレができなかったのかと言えば、きっと「自分で選んだ道じゃないから」なんだろうなと解釈しはじめています。(入社は自分で決めたんですけど…)

私は家業を継ぐことを自分で決めました。
継いでほしいなんて一度も言われたことないし、継ぐ必要は無くはないけど他の方法もあった。

それでもこの道を選んだんです。

こういう時、人は主体性を持ち自分事として動き出すんだと実感しています。
 
いつか会社が安定して規模を大きくすることになった時は、こんな自分と一緒に仕事やりたい、興味がある、と思って来てくださる人と一緒に仕事がしたいです。

そんな方いたら連絡ください!

以上、2020年1月の振り返りでした!

【追記】
独立2ヶ月目、起業
上記翌月、起業しました。
長く書いてしまいましたが、起業に向けての空気感、状況が少しでも伝われば嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?