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9/30発売『絵ことば又兵衛』と10/7発売『おもちゃ絵芳藤』のチャート図を作ってみた
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ここのところ、もっといいタイトル付けができないのかと悩んでいる今日この頃なのですが、いずれにしても作りました。9/30発売予定の『絵ことば又兵衛』、10/7発売予定の『おもちゃ絵芳藤』のチャートです。
ところどころで、『おもちゃ絵芳藤』は後に続く芸道もの作品の祖型にあたる、とか、『絵ことば又兵衛』はこれまでの芸道もののわたしの仕事を脱構築したものだ、などと説明したのですが、言葉では分かりづらい部分もあると思うので図にしてみました。
こうしてみると、『おもちゃ絵芳藤』がわたしの芸道もので大きな地位を占めていることが分かりますし、『絵ことば又兵衛』がわたしが培ってきた様々な文脈を統合する仕事になったなと思っております。
小説家の問題意識は(もちろん例外はありますが)数作にわたって継続的に取り組まれ、概してどんどんその地平を広げてゆくものです。場合によると、数作ごとにぼこんぼこんとある問題が扱われたりすることも。そのため、こういう風なチャートが書けるんです。
というわけで、これまで考え続けてきたあれこれが形になった『絵ことば又兵衛』、その祖型の一つとなった『おもちゃ絵芳藤』、ともによろしくお願いします!
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