GetNaviWebさんで「読み初め」選書をしました

【PR】

　お仕事の宣伝ですよ！
　でも実はこれ、一月一日に告知すべきだったんです。担当者さんからは「元日に公開するよ」と言われており、覚えていたはずなのに……。たぶん、元日から執筆開始だったこともあって浮かれていたんじゃないかと思います。と長々言い訳をしてもあれなので……。
　はい、今年も、GetNaviWebさんで選書しました。

歴史小説家が選ぶ！ 2021年をサバイブするための「読み初め」5冊 https://t.co/I0Ie7T2r7P
お仕事報告。GetNaviWebさんで選書してます。「読み初め」がテーマです（けど結構こじつけです。どれを読んでも面白いよ！）

— 谷津矢車（戯作者/小説家） (@yatsuyaguruma) January 9, 2021

ご紹介したのは『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』 （塙 宣之・著／集英社・刊）、『夢のホテルのつくりかた』（稲葉なおと・著／エクスナレッジ・刊）、『マスク スペイン風邪をめぐる小説集』（菊池 寛・著／文藝春秋・刊）、『賊軍 土方歳三』（赤名 修・著／講談社・刊）続く

— 谷津矢車（戯作者/小説家） (@yatsuyaguruma) January 9, 2021

『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』（河野 啓・著／集英社・刊）の五冊です。

— 谷津矢車（戯作者/小説家） (@yatsuyaguruma) January 9, 2021

　編集部さんからは正月っぽいネタを、とお願いされていたのですが、結果として正月に読むべき……なのか？　という内容ではあるものの、とにかく紹介したいことこの上ない本たちだったので、多少のこじつけは許して欲しい。

　さて、毎度恒例、選書から漏れちゃったけど個人的にお勧めしたい本のコーナーです。今月はこちら。

『落語家と楽しむ男着物』 （矢内 裕子　河出書房新社）

落語家と楽しむ男着物 :矢内　裕子｜河出書房新社

　です。
　最近男性の間にも広がり始めている「男着物」、その先達である落語家の師匠方へ話を聞いてみようというコンセプトの着物指南本です。全体的に初心者の方の肩を押す内容ですし、落語家の皆さんのお考えや芸の内奥に着物というものから迫る内容にもなっていて、二度おいしい本になっているんじゃないかと思います。
　着物といえば正月ということで紹介したかったのですが、芸談としても読める『言い訳』との兼ね合いなどの事情により割愛した次第です。でも、こちらもいい本なのでぜひぜひ。特に、着物を始めてみようかなあという男の人は特に。