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『幕末暗殺!』(中央公論新社)12/23に文庫化します

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 皆さん、お待たせしました。ついに出るんだぜ……。
 数年前、幕末ファンを騒然とさせた操觚の会による幕末アンソロジー『幕末暗殺!』ついに文庫化します。

 12/23発売です。
 メンバー、作品詳細はこちら。

谷津矢車×桜田門外の変◆「竹とんぼの群青」
早見俊×塙忠宝暗殺◆「刺客 伊藤博文」
新美健×清河八郎暗殺◆「欺きの士道」
鈴木英治×佐久間象山暗殺◆「血腥き風」
誉田龍一×坂本龍馬暗殺◆「天が遣わせし男」
秋山香乃×油小路の変◆「裏切り者」
神家正成×孝明天皇毒殺◆「明治の石」
定説は覆されるのか? 真犯人の驚きの動機とは?
幕末の江戸で、京で、多くの命が刺客によって闇に葬られた。暗殺――。彼らはなぜ殺されなければならなかったのか。血塗られた歴史の暗がりに、7人の作家が、想像力と推理と筆で光を当てる。実力派たちが江戸末期の政局の暗部に斬り込んだ、大好評オリジナル競作アンソロジー、待望の文庫化!

 幕末といえば暗殺、暗殺といえば幕末……というのはわたしが『るろうに剣心』ファンだからですが、いずれにしても、ペリー来航に端を発する混乱期、幕末は、刀がメインウエポンとして活躍した唯一の時代であるとされています(戦国期、刀はサブウエポンでしたし、江戸期はそもそも刀を抜く機会はありません。近代以降は刀を差すことが禁じられているため、戦場や非常事態でもない限り武器として使うことはありませんでした)。ある意味で、幕末は一番時代小説の世界に近しい時代なのです。

 その時代を、歴史小説、時代小説、はてはミステリ小説の世界で活躍中の作家たちが描くのですから面白くないわけがない。
 単行本版を見送ってしまったあなたも、単行本版を読んだけどあの驚きと感動をもう一度という方も、是非、手に取っていただきたく。
 続報は追って!

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