GetNaviWebさんで「大型連休」選書しました

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　いつも選書を担当しておりますGetNaviWebさんにて、「大型連休」をテーマに選書しました。

『銀河英雄伝説』から『風光る』まで—— 歴史小説家が選ぶ「ゴールデンウィークに読む長編」5冊 https://t.co/h8y0fIWzwX
というわけで、大型連休に向けた選書をさせて頂きました！　ステイホーム＆読書三昧！

— 谷津矢車（戯作者/小説家） (@yatsuyaguruma) May 2, 2021

　大型連休をテーマに、といいつつ、ほとんどテーマに沿ってないのはなんでなんだぜ、とセルフツッコミを入れておきます……すみません。というか、版元担当者さんからは「大型連休の際に読みたい長編を」というご指定だったので、大長編作品や近刊を中心に選ばせて頂いた次第です。

　そして、今回の諸般の事情でご紹介できなかった六冊目はこちら。

書店員と二つの罪 | 碧野 圭著 | 書籍 | PHP研究所

　ある元少年殺人犯の書いた「告白本」を売らねばならなくなった書店員が、その元少年殺人犯と友人だった、という導入のミステリー。
　少し書店業界、出版業界にお詳しい方なら、「あの本」を巡る騒動は覚えておられるはず。色々と物議を醸しましたし、出版業界の片隅にいるわたしにとっても思うところのある出来事でしたが、本作では元編集者、現作家の著者さんが出版人としての知識やプライド、感じておられただろう温度感を作品の中に投入しておられ、まさに入魂の一作です。
　本書はいつか別の選書の際にご紹介したいです。

　というわけで、以上六冊、お手にとって頂けたら幸いです！