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書評ライター松井ゆかりさまより『絵ことば又兵衛』(文藝春秋)の書評を頂戴しました

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 本日は書評掲載のお知らせです。
 書評ライターの松井ゆかりさまより、拙作『絵ことば又兵衛』の書評を頂戴いたしました!

 元記事は「WEB本の雑誌」さんなのですが、BOOKSTANDさん経由でYAHOOニュース、EXCITEニュースさんなどでも配信されているようです。

 本当にありがたいです……。
 金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」の言葉から、本作のやるせなさを拾い出してくださったこと、本当に嬉しく思っています。そう、我々はどうしたって「みんなちがって、みんないい」なんて言えないから、何かにすがろうとするんだよな、あるいはわたしだって自分のことが嫌いすぎて小説にすがっているだけなのかもしれないな、などといろいろ考えてしまいます。
 人間が生きるに当たってはある種の規範があります。けれど、その規範から外れるためには力が要って、その力を得なければ死ぬしかない。
 実はわたしたちは、物理的に死から遠くなりましたけど、精神的な死はすぐそこに転がっているのかも知れません。ある意味で、『絵ことば又兵衛』はそうした苦悩を書いた小説だったのかも知れません。

 と、それはさておきましても。

 まことにありがとうございました!

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