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谷津の2023年の予定

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イントロダクション

 皆様、今年もよろしくお願いいたします。谷津でございます。
 新年ではあるんですが、わたしは三年一期、しかも三月に期が切り替わるので、正月だからといってなんら気分が一新することはなく、家で酒が飲めるぞやっほほい、という感じでおるばかりです(実は今年は年賀状を出せておらず、その処理をしないことにはヤバい感じなのですけれども)。
 とはいえ、世間並みのことはしておかないとなあという思いもあるため、ここで、2023年のお仕事予定についてある程度お話しできたらなあと思っております。

単著について

 今決まっているものに関してのみです。
 まずは、タイミング的に幕末・明治ものが出ると思います。最近谷津は「幕末三部作」と著者が称する作品のうち二作を世に放っています。『北斗の邦へ翔べ』(角川春樹事務所)と『ええじゃないか』(中央公論新社)なんですが、どちらも近世と近代の端境期をモチーフに、過渡期の時代に苦しむ人々を描いています。その集大成になる一作になるんじゃないかと思います。幕末明治という時代とは何だったのかに迫る一冊になっている予定です。
 そしてそれ以降に、東京創元社さんから『吉良家謎忠臣蔵』が出ます。と書くと、「いや、お前、数年前から出ると言い続けているじゃねえか」と怒られそうですが、たぶん、出ると思います……! こちらは既に八年がかりの大仕事になっており、いい作品に磨き上げていくつもりですのでおたのしみに。恐らく、誰も見たことのない吉良上野介と富(上野介の妻)が出てくると思いますよ。そして、これまでミステリ風のものはいくつか書いてきましたが、本書は完璧にミステリの装いで出る……はずです。

参加アンソロジーについて

 普段あまり付き合いがよくないくせに、今年は今決まっている時点で二作出ます。
 もう本決まりですし刊行日も決まっているので告知して構わないかと思いますが、講談社文庫の『どうした、家康』です。

 もう一作については情報が出ていないので、上がり次第ご報告します。そんなに時もかからずお知らせできるんじゃないかと思います。

イベントなど

 某ウイルスの関係でなかなかイベントに登壇できない恰好でしたが、今年からは状況を睨みつつ、少しずつ復活させていく手筈になっています。
 イベントについてもぼちぼち告知できるかと思いますので、こちらについてもお楽しみに。

なんというか

 今年ものんびりやっていこうと思っておりますので、皆様、応援のほど、よろしくお願いいたします!

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