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12/19、PHP研究所さんよりアンソロジー『足利の血脈』が刊行されます(谷津も参加してます)

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 すっかり操觚の会の幽霊広報部員と化していますが、いい加減何かしないと各方面から怒られそうでもあり、また色々と申し訳が立たないこともあるのでお知らせです。

 12月19日、操觚の会の関わるアンソロジー小説集が刊行されます。

 本作は、さくら市と操觚の会の企画協力により刊行されるもので、古河公方の戦国時代を一繋ぎにした短編集となっています。
 古河公方とは?
 室町時代、鎌倉には「鎌倉公方」と呼ばれる足利一門がいました。二代将軍義詮が京に上る際、鎌倉の押さえを命じられた足利基氏を祖とする一門です。その後、色々あって下総古河に勢力を移したものの、関東の支配者としての格式を保持し続けます。そして色々なことがあって織豊期頃に喜連川家として再スタート、江戸期には徳川家の家臣ではなく、5000石程度の石高にすぎないのに国持大名並みの扱いを受けるにいたり、そのまま明治維新を迎えます。
 戦国時代、戦国大名たちの様々な謀略が渦巻く中、それでも古河公方は存続し続けました。その裏にある「何か」を、操觚の会所属作家たちが奇想を武器に浮かび上がらせます。

 既にWEB書店さんなどの中には予約が始まっているところもあります。
 なにとぞ、よろしくお願いいたします!


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