2022年9月25日（日）、天狼院書店さん「小説を書く人のための読書講座」に登壇します

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　なんて恐ろしい講座を開講するんだ……。
　はいどうもこんばんは谷津です。
　今回、とんでもなく恐ろしい講座に登壇することになりましたのでそのご報告です。
　こちら！

《Esola・通信》9/25(日)11:00 現役小説家・谷津矢車先生が教える！ 小説を書く人のための本の読み方講座 天狼院書店《Esola・通信》9/25(日)11:00　小説家はどのように本を読み、自分自身の制作に活かすのか？その方法・メソッドを手に入れられる120分！現役小説家・谷津矢車先生が教える！ 小説を書く人のための本の読み方講座

　天狼院書店さんでは小説執筆を趣味にしたい方向けの小説講座を開かせて頂いており、そのやり取りの中で、天狼院書店のスタッフさんのプロ小説家養成講座に関する悩みを耳にしたのがこの講座の始まりでした。

「プロ小説家養成講座の受講者さんの中に、あまり本を読まない方がおられるのですよね……」

　趣味で小説を書く方なら問題はない、というのがわたしの立場です。いや、究極を言えば「プロになるまで小説をほとんど読んだことがなくても能力さえあればプロになれる人もいる」というのがわたしの持論です。とはいえ、いざプロになると、小説家は「読む」ことも仕事の一部となっていきます。それゆえ、デビューするまでにある程度「より良い読者」になっておかないと余計な遠回りや要らぬ苦労を強いられる虞もある、というのが、それなりに長い間商業で小説を書いてきたわたしの実感です。
　憧れのプロになってから、「いい本の読者でない」ことで損をするなんて、すごく馬鹿馬鹿しいですよね。というわけで、本講座が誕生しました次第です。

　本講座については、「プロ小説家を目指して頑張っている方」に向けたものです。普段のわたしの講座にお越し頂いているような、「趣味で小説を書きたい」という感じで小説執筆と関わっている方にはおすすめできない内容です。わたしのこの講座を受けてしまうと、本との関わり方が変わってしまい、もとの関わり方に戻れなくなってしまいます。その覚悟がおありの方だけ、どうかご参加ください。その代わり、「小説執筆ガチ勢の読書」について、様々なヒントを差し上げることが出来るのではないかと思っております。

　9/25（日）の11時より。通信受講も選んで頂ける由。
　というわけでガチ勢の皆様のお越しをお待ちいたしております。