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2018年10月の記事一覧

新刊「刀と算盤」(光文社)はお江戸お仕事小説!?

新刊「刀と算盤」(光文社)はお江戸お仕事小説!?

 はい、本日辺りから「刀と算盤」(光文社)発売中です。なぜ”本日辺り”などというふんわりした告知なのかという理由を知りたい方は、昨日のエントリをご覧ください。

 さて、思えば「刀と算盤」、どういうお話かあんまり説明していませんでしたね。今日はそのお話です。

 今回の「刀と算盤」のコンセプトはこれです!

 「お江戸」×「お仕事小説」!

 お仕事小説というと、現在キャラクター文芸などで存在感を

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10/17辺りから「刀と算盤」(光文社)が発売です(「辺り」ってどういうこと?)

10/17辺りから「刀と算盤」(光文社)が発売です(「辺り」ってどういうこと?)

 すみません、本題に入る前にCMです。ここのところ告知事項が多すぎてありがたい限りです。

 東北道の駅公式マガジン「おでかけ・みちこ」のWEBマガジン「まいにち・みちこ」さんに今月も寄稿いたしました。三内丸山遺跡! 縄文時代の華ですね! ちなみに写真は妻が撮ったもの(当然妻には許諾済)です。もし写真が綺麗ということがございましたら、妻を褒めていただけますと幸いです。まあちなみに、この有名な復元櫓

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本は売らなくちゃならない

本は売らなくちゃならない

「刀と算盤」予約開始中です。
版元ドットコム 
こちらを覗いていただければ各販売サイトさんなどに行き着きます。

 前回までは本を作るまでの苦労話(まあ、実際には苦労なんか何にもありゃしないんですが)で、あとは祈るようなつもりで発売を待てばいい……のですが、現代の作家はそれで終わりじゃないのが辛いところです。
 本を売るべく、何らかのアクションを取らなくちゃならないのです。

 新刊が氾濫する現代

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「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた⑤

「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた⑤

「刀と算盤」予約開始中です。
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こちらを覗いていただければ各販売サイトさんなどに行き着きます。

シリーズ過去ログ  その1 その2 その3 その4

 前回までのあらすじ。
 久々の全没を経験した谷津、原因は主人公の新右衛門にあるのではないかと考えた。そこで谷津が取った策とは……。

 と引き気味にあらすじを書いておいてなんですが、正直、策なんてものはありませんでした。
 とにか

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「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた④

「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた④

「刀と算盤」予約開始中です。
版元ドットコム 
こちらを覗いていただければ各販売サイトさんなどに行き着きます。

シリーズ過去ログ  その1 その2 その3

 前回までのあらすじ。
 早見俊先生、鈴木英治先生から時代小説の極意を教わった谷津。さあ、ここから執筆だ、と意気込むのであったが……?

 本題に入る前に。
 皆様のおかげを持ちまして、Amazonさんの新着ランキングが8位になっておりまし

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「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた③

「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた③

「刀と算盤」予約開始中です。
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こちらを覗いていただければ各販売サイトさんなどに行き着きます。

シリーズ過去ログ  その1 その2

 前回までのあらすじ。
 慣れぬ時代小説の執筆に向け用意する谷津。操觚の会の大先輩、早見俊先生に時代小説の極意「勧善懲悪にしたほうがよい」をうかがい、これを反映させようとしたのであったが……?

 実はもう一方、大事なことを教えてくださった方がいら

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「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた②

「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた②

 前回のあらすじ。
 おおよそ四年ぶりに時代小説を書かないかと誘われた谷津は「やりますやらせてください」と編集者さんに食い気味に応じたものの、内心で不安が一杯で……? 谷津の明日はどっちだ!?

 ときに、よく小説の売り文句で「○○の明日はどっちだ」という表現ありますけど、実際のところ、なんのこっちゃですよね。
 と各方面に喧嘩を売ったところで。

 ずいぶん久々に時代小説を書くことになり、テンパ

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「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた①

「刀と算盤」(光文社)はこうして生まれた①

 光文社さんがブクログに感想という名の宣伝を載せてくれておりましたよ。
 光文社さん、面白い宣伝を打っておいでだなー。

 それはさておき。

 先のエントリで「過去作を面白がってくれた編集者さんが同じ世界観で小説を書かないかと声を掛けてくれた」という話をしたと思います。
 実は、このお話をいただいた時、「やべえ」と思ったのはここだけの話です。
 元になった「ふりだし 馬律流青春雙六」(紙絶版、電

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新刊出ます 「刀と算盤」(光文社)

新刊出ます 「刀と算盤」(光文社)

 本日も告知です。毎日告知で申し訳ないZE!

 さて、ようやく今年三冊目(文庫を入れれば四冊目)の本が刊行されますよ!

 光文社さんから10/18頃、「刀と算盤 馬律流青春雙六」が刊行されますよ。

 実は昔、学研さんから「ふりだし 馬律流青春雙六」という本を出さしていただいておりまして、まあぶっちゃけこのシリーズは事実上ストップしていたのですが……。光文社のHさんという奇特な方が、

「あれ

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