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年が明けて、ぶり大根

1週間ぶりに鎌倉に戻ってきた。もっと長く離れていたような気がするけれど。

久しぶりに台所に立つのがたのしくて、ゆっくり時間をかけて夜ごはんづくりを。

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ぶり大根、里芋の煮ころがし、キャベツと桜海老の卵スープ、ごぼうの塩麹きんぴら。

ぶり大根はぶりのアラを丁寧に下処理してから順番に調味料を加え、味を大根にじっくり染ませるように落とし蓋をしてコトコト。仕上げにゆずの皮を刻んで散らす。

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里芋は、甘みをいれずに醤油とお酒だけでお芋の味を楽しむ派。冷蔵庫に残ってた下仁田ねぎもいれたら甘くてとろとろでうまい……寒いなか土の下で耐え忍ぶ冬野菜、煮たときの甘い味わいが大好き。

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スープは、残ってたキャベツの大量消費に。沖縄の雪塩と少しの醤油で味つけたら、キャベツの甘さと桜海老の旨味が引き立ってしみじみとやさしい味に。他が味濃い目なのでちょうどよかった。

塩麹のきんぴらは、長期休み中にホテルで食べておいしかったのでつくってみたけどおいしくできたー!噛むほどごぼうを甘く感じるのは、お酒でサッと炒めたからなのか、塩麹のおかげなのか。

時間をかけて自分のためのごはんをつくる。とてもぜいたくな時間だ。

食べたいものを身体と心に訊ねながらごはんをつくってたべることは、手っ取り早く自分を大事にできる方法だなとおもう。

2020年の目標は、「自分が大切にできる以上のものを持たないようにすること」。自分が大好きなものを数少なく持って、大事に、豊かに、時間をすごしたい。

おいしいごはんもたくさん食べるぞ。今年もよろしくお願いします。

#2020年 #ごはん日記 #おうちごはん

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