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本の棚 #134 『3年に一度は「勝利の方程式」を変えなさい』

『3年に一度は「勝利の方程式」を変えなさい』
寺田和正

みなさんは勝利の方程式をおもちだろうか?

「勝ちパターン」とも言い換えられる。

ゲームで言うと攻略法?裏技ではない。

ぼくはパターン化するのが好きで

うまくいくパターンを見つけるために

たくさんの時間を使っている気がする。

しかし、たとえ1つ見つかっても

それが永遠に使えるパターンではない。

変化の激しい、スピードのはやい現代では

勝ちパターンに固執することのほうが

リスクが高く、負けやすい。

タイトルには「3年に一度」とあるが

今はもっとはやいサイクルを求められる

過酷な時代に突入しているだろう。

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「仮説」と「検証」を繰り返し、感性磨きを続けていると、それ以外のものに対しても敏感肌になっていきます。

テレビで新商品を見たとき、

それが売れるか売れないか、

自分なりの仮説を立ててメモしておく。

これが寺田さんのトレーニング方法。

あとは世の中の反応を見てみて結果検証。

無料でできる感性磨き。

これを歯磨きのごとく習慣にできれば

自分で感じて、考えて、行動できる。

そんな人になれるかもしれない。


行動がとれたのは、その第一歩として、「なりたくない自分の姿」を明確に描くことができたから

なりたい自分はみんな想像する。

「お金持ちになりたい」

「出世したい、起業したい」

「海外旅行にいきたい」

これが原動力になることもあるし

目標設定についてぼくは大切だと思う。

寺田さんがおもしろいのは

「なりたくない自分」を明確にしていること。

「スーツを着て満員電車にのりたくない」

「俺も若いころはなぁ〜というおじさん」

行動を起こさない限り、ずるずると

なりたくない自分に近づいていく。

「自分は運がいい」
そう信じることは、行動のハードルを下げることにつながります。

運がいいからうまくいくはず、

そう思えるから行動できる。

逆にうまくいかないイメージばかりで

運が悪いから失敗するかもしれない、怖い

そう思ってしまうと行動の一歩は踏み出せない。

どうせ誰もうまくいくかなんてわからない、

自分くらい「うまくいくんだ」と信じてみる。

失敗しないようにとる行動を否定はしない。

ただし、それは自分の身体を、足に

おもりをつけるようなもので

ちょっとやそっとの風では飛ばないかわりに

高く遠くへジャンプするのは難しい。

人は成長しステージが変われば、もう以前のステージで使っていた方程式は通用しなくなります。

「今までのやり方が通じない」

そう感じたら、それはチャンスかも。

今まで使っていた「たいあたり」だけでは

草むらでであうコラッタには勝てるけど

ジムリーダーたけしのイワークには勝てない。

レベルをあげて、新しい技を覚えて

時には違うポケモンをゲットして、

今までとは異なる行動をとる。

ポケモンマスターになるための方程式は

人生マスターになるための方程式を

教えてくれていた。

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