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店長あるあるなあなあ日記〜コミュニケーションエラーに注意〜

「そんなつもりで言ったんじゃないのに」

「今その仕事をしてほしいんじゃないんだよな…」

伝えたかったことがうまく伝わらない。

部下がこちらの指示や意思とは異なる行動をとる。

そんなことが日常茶飯事ではないか。

伝えたいこと=伝わっていること

この状態を目指しているけど

どうやら簡単にはいかないようだ。

そこには伝え方というスキル的な問題もあるが

大前提の考え方、スタート地点の問題がある。

同じ世界を見ているという思い込み

脳科学者の話によると

僕の見ている「赤」と

となりのおじさんが見ている「赤」は

異なるらしい。

それは人の個性のようなもので

それぞれ味覚が違うのと同じで

色覚という感覚も異なる。

ちなみに人間以外の多くの動物は

紫外線なんかも見えるという。

話を戻すと、人それぞれ違いがあることを

どれだけ理解し、受け入れられるかが

相手に何かを伝える際の前提として

とても大切だということ。

それを無視したまま自分の世界だけで

物申すことは、予想外に大きなエラーを

生み出す原因になる。

ぼくの見ている「赤」とあなたが見ている「赤」は一緒ですか?

まずはこの確認が必要なのだ。

スケジュールがいっぱいの部下に対して

「緊急度MAX」の仕事を放り込む、

部下には部下のスケジュールと優先順位があるから

店長からの緊急度MAX業務よりも

今やりかけている業務を完成させてから

その頼まれごとに取り組もうとしているかもしれない。

だから店長は部下の見ている世界を

想像したり、わからなければ聞いたりして

確認するのがいいと思う。

ゴールを見える化、文章化する

頼まれた仕事に対して「なんとなく」で

始める人が多い、あまりにも多い。

その結果、提出した資料が一からやり直し、

なんて経験はないだろうか?

上司にある程度のゴールイメージがある場合は

それを見えるかたちでシェアしておくと

大きくずれることがなく、無駄なエラーは

減らせる。

上司側にもアウトプットイメージがない場合は

全体の構成をサクッとつくってみて

一度提出してフィードバックをもらう。

あまり作り込んでから提出すると

時間をとられるだけだ。

また電話や口頭で依頼される場合

ほとんどの場合、受け手は仕事のイメージが

できていないと思ったほうがいい。

だから伝えたあとに念のためと言って

文章にしてメールやチャットで送ることだ。

文章化することで記録にも残るし

口頭でのやりとりでは出てこなかった疑問が

出てくることもある。

人と人とのやりとりのなかで如何にして

エラーを予防するシステムをつくるか。

まずは見ている世界が異なるという前提。

そして伝え方の創意工夫。

まとめるとそういうことだ。

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#コミュニケーション #エラー #前提

#同じ世界を見ている

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