見出し画像

日本の労働による過労死は消える訳がない

 日本は労働法と言う欠片も機能していない建前があるのですが、その建前を加味したうえでも、SNSにより社会の監視の目が強まってきたにも関わらず、未だに時代遅れの労働による過労死を出し続けています。

 これは何故かと考えていたのですが、大前提として日本と言う国では国が法律ではなく、会社が一つの国、会社が法律、日本の法律が適用されない治外法権区の様な状態になっているからとの考えに至りました。この考えだと、日本でのブラック労働、パワハラ、モラハラ、セクハラ、人権無視の労働者への虐待的労働圧力、全てに説明が付きます。

 しかも転職できない様にフルタイム労働前提と言う社会制度を設計し、フルタイム労働が当たり前と言う思想を浸透させ、労働者に時間を与えず適度に疲れさせ気力を奪い、自社の労働に嵌め込む。

 そうすれば企業の経営者、資本家の土地である会社と名の付いた他人の土地を耕す小作人、農奴を一つの土地に縛り付け、命を搾り取る事が出来ますね。

 また日本企業の非常に悪質な部分が、前述した一つの企業自体が日本の建前の労働法が通用しない国の様な状態になっているので、大企業ですら建前のパワハラ相談窓口を容易したとしても、間接的に誰が通報したか知れ渡ってしまい逆に報復を受ける様な事があります。

 このことから日系企業自体がまさに一つの国の様な状態なっており、たかが労働での過労死はこれからも消えないし防げない事が良く分かると思います。要は面倒なんですよね。労働環境を是正するのが。何もしたくない。何かをしたくない。何故なら面倒だし疲れるから。いや、良く分かるわ。日本人って体力が無い民族なんですかねー。

 徳川幕府が200年以上も続いた事、都知事選で何もしない小池百合子さんが大勝した事から、日本人が変化を好まず停滞し続ける事を望む、農耕民族だと言うのが理解出来ます。

 まぁそもそも政治自体は人気商売であり、政治と言う玩具は人口の大半を占める、言葉は悪いですがIQの低いB層のものだという事実もありますが。断っておきますけど、自分もIQ自体は図った事がないですが低いと思いますのであしからず。

 ワーホリや違う国に行き、運よく日本以上に稼げる仕事に就けた人達が、こぞって日系企業に勤めたくない、日本で働きたくないと言っているのは賢明な判断だと思います。

 日本の企業はもはや一つの国、日本の企業自体が法律となり、そこに所属する労働者、いや経営者もですが資本家の土地を耕す農奴状態になっているので、生殺与奪を握られ何でもやりたい放題に蹂躙されてしまいます。

 そしてこの状態の先にあるのは、国の成長ではなく、労働者が豊かになる未来でもなく、人が道具の様に扱われ、労働者は壊れたら捨てられ、体力や余裕を奪われた労働者が労働力の再生産が出来ず、未来が無いただの土地です。

 あれ、日本企業ってもしかしなくても、本当に未来のある子供や、若い人たちにとって働く意味って欠片も無くね笑

 と、日本企業をディスり過ぎましたが、たとえ外資で働けたところで幸せになれるかどうかは自分は働ける事もないので分かりませんが、少なくともパワハラが厳罰化されている、法律が機能していると噂を聞く外資系企業なら、まだ、100歩譲って日系企業で働くよりマシなのかなと思います