見出し画像

児童性愛を助長する事案

随分昔の話になりますが、私の小学生時代の話を書きます。
私は体の発育が早くて初潮は小3の時。
背も学年で一番高く、胸も大きかったです。
一見して小学生に見えず、セールスマンに
「奥さん!」と声をかけられ
「違います」と言うと
「あっ、大学生ですか?」
「違います」
「高校生?」
「違います。小学生です」
「…お母さんいる?」
どんどんセールスマンのテンションが落ちて雑になっていく現象を冷めた目で見ていました。

過去の記事でしつこく書いていますが私は両親から虐待されてきました。
母はネグレクト。
胸の大きな私にブラジャーを着けるよう用意されることはありませんでした。

初潮の時でさえ何が起きているのか、なんの説明も教育もなく、ナプキンを渡されただけでした。
とりあえず血を止める為にナプキンで押さえればいいと思い使いました。

感覚的には体に傷を負って出血し、止血のためにガーゼで押さえて止まるのを待つのと同じ考え方をしていました。
なぜ出血するのか、なぜ出血が一週間も続くのか、腹痛や頭痛、吐き気、だるさ、冷えといった症状が起こる理由も分からず、そういうものと受け入れるしかありませんでした。

胸の話に戻りますが、小学生の服装ですから、重ね着してお洒落な服装なんてしません。
家は貧乏ですし、夏はTシャツ1枚、冬も厚手の長袖シャツ1枚です。
冬はまだしも夏は薄手のTシャツですからノーブラだと乳首が透けて見えます。
ランドセルを背負うと脇が締められ尚更大きな胸が強調されました。

生理の意味も、性に関しての知識もない、中身は幼いただの小学生なんです。

5、6年生になると男子生徒の視線を感じるようになり、まるで私がエロくて卑しい女のように見られ、何も悪くないのに居た堪れない気持ちになり、恥ずかしいという気持ちが湧いて胸が目立たないよう猫背になり、ランドセルを背負うのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。

同級生でさえそういう目で見ていたのだから、大人が見ていない訳がないです。

幸いにも性被害には遭いませんでしたが、今思うとなんと無防備な危険な状況だったかと恐ろしく思います。

親の無関心、配慮のなさ、子どもを守る気もなければ教育もしない。
幼い子どもが性被害に遭うことなどあってはならないのに毒親、虐待する親のこういった無神経さが子どもを傷つける要因の一つだなとつくづく思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?