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「いつかやりたい」は今すぐ予定にすることにした

今年もすでに半分が過ぎようとしている。

「今年こそ挑戦しよう」「やってみたい」と思っていたことは、もうやりました?

いつかやりたいと思ってることは今すぐやることにした話を、実際にやったことと共に記録しておこうと思う。

なぜやることにしたのか

去年あたりから、元気に遊べる時間は有限なのだと感じることが増えた。

まだ30歳だが、されど30歳。癌や重めの病気になった友人もいるし、昨日まで話していた同僚が亡くなったりもした。

そんなタイミングで、「やりたいことは今すぐ予約しろ!Googleカレンダーに書いて”予定”にしろ!」というツイートを見た。

そして、正月から実践することにした。
「明日やろうはバカ野郎」なので。

やったことの記録

ここからは、僕がいつかやりたい/観たいと思っていたことを実際にやった記録。ただの日記です。

◎落語

1月上旬、新宿三丁目の末廣亭へ。

入り口でチケットを買うだけ。当日券でいい。途中で入退室もできるので気楽だった。

春風亭昇太を批判したツイートがバズった直後だったからか、正月だからか、割と埋まっていた。
普段、特に平日はもっと空いてるらしい。

紙切りのように発泡スチロールを切って模様を作る芸をする「できたくん」と、ナイツが特にウケていた。
隣の晩ごはんのヨネスケさんは、落語家だったことをここで知った。
トリの神田松鯉さんは、出てきた途端に客席から掛け声が出るほど人気だったけど、自分は講談の楽しみ方を掴めなかった。

ちなみに、このあたりは飲み屋ばかりなので、終わった直後にお酒が飲めるのもいい。個人的には、「バクライ」と「パボ」を推したい。

◎バック転

1月末、「バク転 教室」で検索して出てきた「バクトレ練馬店」へ。
誰に憧れたわけでもないが、人生で一度はバク転をしてみたいと思っていたのだ。

費用は初回体験で5,000円、続ける場合は入会金10,000円に加えて1回6,000円のレッスン料。一回分お得な8回セット42,000円を買ったので、合計57,000円。
デカすぎる出費だが、やりたいのだから仕方ない。

初回体験は、カウンセリング→ストレッチ→壁倒立などをしたあと、胸を反る練習を経て、先生の補助のもと後ろに倒れてみる程度。

その後のレッスンでは、倒立・側転・ロンダートなどを練習しつつ、バック転メインで補助を軽くしながら練習していく。

仕事を切り上げながらせっせと8回通った。


結果、一人でできるようにはならなかったw
デカすぎる出費をしただけである。

レッスン回数を決めるとき、「平均で11~20回ほど掛かる」と聞きながら「8回でイケるだろ」と考えた自分を悔やんだ。そんなに甘くはない。
せめて、毎回の指名料2,000円をケチらずに、同じ先生で続けたらよかったなと思う。

今は飲み会のたびに「5万払ってもバク転ができなかった」エピソードを披露することで少しでも元を取ろうとしている。

ちなみに、練馬にはうまいラーメン屋が多い。
レッスン後に食べて帰っていた僕のおすすめは、「麺 酒 やまの」「RAMEN GOTTSU」。

◎歌舞伎

2月上旬、銀座の歌舞伎座へ。

公演は昼の部・夜の部に分かれていて、その中に3~4演目ある。そのうちひとつだけを観るものが、一幕見席と呼ばれる。このお試しコースで鑑賞した。

一幕見席のチケットは、前日から松竹のサイトで購入できる。以前は当日券のみだったらしいが、売り切れることもあるそうなので予約できるのはありがたい。

キレイめな服を着た人と、海外からの観光客が多め。「中村屋!」と掛け声を出してる人もいたりしてよかった。

ちなみに、すぐ近くが築地エリアなので、立ち寄ってから帰るのもいい。個人的おすすめは「立ち喰い寿司 あきら 築地店」。歩いて6分くらい。

◎山登り

4月後半、青梅市にある御岳山へ。

初心者なので、ケーブルカーで上の方までワープさせてもらいつつ、ロックガーデン〜七代の滝をまわるコースで2.5Hの山歩(さんぽ)。

まだ桜も咲いていたし、持参した卵焼き・ウインナー・おにぎりセットも美味しかったので満足。歩いてごはん食べるだけでこの満足度はすばらしい。

このために、「山と道」のバックパックも買った。メッシュの外ポケになんでも放り込める利便性と、何より見た目のかわいさがお気に入り。活用するために今後も登山を続けていきたい。

ちなみに、上には茶屋やお団子を売ってるお店もあるので、食べ歩くのもいいと思う。

◎相模湖プレジャーフォレスト

5月上旬、GW翌週に行った。

色々なチケットがあるが、タイムズカーシェアとのセットを購入した。24時間カーシェアできて、2人分のフリーパスが付いて12,980円。

お目当ては、巨大なアスレチック『マッスルモンスター』と、命綱を頼りに吊り橋を渡る『風天』のふたつ。

マッスルモンスターの方が人気で、色々なアトラクションがあって楽しかった。ただし、結構力を使うので軍手があるとさらに安心。

他のアトラクションにあまり期待してない人は、ぜひ極楽パイロットという乗り物も試してほしい。子供向けのフリをして、大人じゃないと本当の楽しさを味合うことが難しいイカれた乗り物。

ちなみに、八王子方面を経由して帰る場合は、「壱発ラーメン」や「タンタン」など、ラーメンも楽しむのがおすすめ。

◎能

6月、国立能楽堂へ。

「能を知る会 東京公演」を鑑賞した。
通常公演はチケットが取れなかったからこちらを予約したのだけど、これにしてよかった。

この会は、狂言・講演・能の3部に分かれている。
狂言では、ドラマ「アンチヒーロー」でも活躍中の野村萬斎が出てきてうれしかった。
講演では、假屋崎省吾が能の舞台のために生けたお花について、もとNHKアナウンサーとのトーク形式で解説。お話が上手だし、その後の能へと繋がる話で、構成として綺麗だった。
能は、動き・展開がゆっくりすぎて、正直うとうとした。

ただ、能の時にはスクリーンに字幕を表示することで、何を言っているか・どんな場面かが初心者でも理解できるようになっていて優しかった。

あと、国立能楽堂は舞台から客席の後ろまで屋根が続いたような造りになっていて、観客は舞台の一部、演じられるシーンを中庭から眺めているような感覚を味わえるのがいい。
距離感的には、下北沢なんかの舞台みたいなものかと思うし、それの古典版のイメージ。

ちなみに、中にはレストランがあり、羽衣弁当など豪華なランチを食べてから鑑賞するのもよい。着物を着た上品なお姉様がたくさんいます。

◎梅酒づくり

6月下旬、自家製の梅酒をつくった。

「梅仕事」と聞くと、どこか丁寧な感じがしていいよね、という憧れがずっとあったのだ。

材料はこちら。

梅500g
氷砂糖500g
ホワイトリカー900g

まず流水で梅をすすぎつつ、竹串でヘタを取る。水気を拭き取った梅と氷砂糖を交互にいれる。最後にホワイトリカーを入れたら完了。

飲めるのは3ヶ月後の9月末以降。
その頃どうなっているかを楽しみにしながら成長を見守っていきたい。

さいごに

誰しも、大なり小なり「いつかやれたらいいな」と思っていることはあると思う。

僕は、中学生のころから「死ぬまでにやりたいことリスト」を作っては、学校や仕事にかまけて結局やらない日々を送ってきた。

もし同じような人がいれば、やりたいと思い浮かべていることを今すぐ予約するか、いつやるか決めることをおすすめする。

達成感もあるし、予定があることを楽しみに生活することもできる。たのしいよ!

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