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直感力を取り戻すための第一歩

出雲を巡り、見せつけられたのは、直感的に判断することや、正確な情報や知識から判断することができない人の多さでした。

昔から第六感ともいわれますが、直感やインスピレーションと呼ばれるものは、誰にでもあります。現代人は簡単に情報を手に入れることができるため、この直感を使う必要がなくなってきています。

スマホがあれば、道に迷ったときも、天気が気になるときも、すぐに調べることができます。確かに便利ですが、日頃から方向感覚や、天気を予想する感覚を磨くチャンスを失っているともいえます。

神社参拝の話でいえば、神様や眷属の存在を感じることは、多くの人が自分にはできないと思い込んでいます。あるいは、そもそも感じる必要は無いと、気にしていないように見えます。神社に参拝すれば、自動的に願いが叶うスイッチが入ると思っているのでしょうか?

神社に参拝したとき、一方的に話すのではなく、神様と「会話」をするように心掛けてください。「会話」といっても、神様が声を掛けてくれるのを待つのではなく、黙って聞いてくれている神様が、ニコニコ微笑みながら聞いてくれているのか、呆れて何も言えないのか、を感じ取るのです。

それは見えないのだから分からない、とあなたは思うかもしれませんが、見て判断するのではなく、「感じ取る」のです。神様の雰囲気は、そのまま境内の雰囲気になります。神様が喜んでいれば、境内もウキウキした雰囲気になるのです。

会議や宴会の場で空気が読める人は、この雰囲気を「感じ取る」ことは、きっとできるはずです。まずは、神様の気分を、境内の雰囲気から感じ取ることにチャレンジしてみてください。

感度を上げるための工夫については、また次回にお伝えします。

いつもありがとうございます。
見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口 哲也


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