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神様に呼ばれる神社参拝【伊勢神宮参拝】「七つのツボ」

伊勢神宮参拝には、知る人ぞ知る参拝作法があります。その参拝作法を「七つのツボ」に、まとめました。「七つのツボ」を一つずつ実践して、ご利益をいただいてください。

「伊勢神宮」と一般的にはいいますが、これは通称で、正式には「神宮」といいます。「神宮」といえば、伊勢の神宮のことを指します。

神宮には、内宮(皇大神宮)、外宮(豊受大神宮)の他に別宮、摂社、末社、所管社があり、すべて合わせると百二十五社ありますが、一般的に「(伊勢)神宮参拝」といえば、内宮と外宮に参拝することをいいます。

お伊勢参りは、“ならわし”として外宮から内宮へという順序でお参りしますが、なぜ、先に外宮に参拝するのでしょうか? これも「七つのツボ」の一つです。

神宮は、そもそも皇族の祖先神を祀る神社であるため、一般参拝客のための案内や説明が十分とはいえません。

たとえば、正宮の御幌(みとばり)という白い布がかけられた外玉垣(とのたまがき)の内側で参拝する、特別参拝の「御垣内参拝(みかきうちさんぱい)」について、正宮横の南宿衛屋に常駐している神官の方に尋ねても、詳しくは教えてもらえません。

この特別参拝やご祈祷については、神楽殿(御札授与所)で教えていただけます。しかし、神宮参拝の知る人ぞ知る参拝作法は、一般的には知られていないのです。

それでは、伊勢に行くなら、ぜひ知っておいて欲しい神宮参拝「七つのツボ」について、順番に説明していきましょう。

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