中国国内で都市封鎖が再度始まったけど
下記の投稿で少し書きましたが、中国河北省・石家荘でのコロナ感染が確認された後に、更に数百人程度の感染が見つかり、都市封鎖が始まった模様。
加えて、他の周辺都市や、中国の大都市(北京、上海、広州)でも不要不急の外出規制が始まったとのこと。そして2月中旬に待っている、民族大移動とまで言われる、旧正月までにどれだけ移動制限が解除されているか(それか昨年のように都市封鎖の再来になるのか)、注目されるだろう。
中国では2月に春節(旧正月)の連休を控え、当局は感染拡大を封じ込めたい考えだ。7日間の連休中には例年、都市部で働く何億人もが帰省するなど、この期間の「民族大移動」は世界で最大規模に上る。
経済的にはもちろんコロナ感染抑制されていることが重要だが、2020年1-3月のGDPが大きく落ち込んだ中国にとっては、例え今年移動制限が解除できなくても、前年同期比で考えると、経済成長はそんなに悪化しているとは見えず、グローバル経済の成長エンジンとしての地位を確保する、という見立てであります。
また中国に入国すると、現在は場所により14-21日間のホテル隔離が義務付けられています。(ホテル代は渡航者の自己負担)上記記事のように、日本人駐在員や出張者が多い、大連などの東北地域では、日本人対応用のマニュアルやホテル従業員、また毎回配られるホテルのお弁当をどう日本人の好みの味のものにするか、などカスタマイズが効いているようです。
コロナ感染拡大抑制の為、2020年1月14日から日本への外国人入国も再度全面停止となりましたが、その後の入国される方に対しても、中国のように一定程度、渡航者負担でホテルなどへの隔離をさせることで、窮地に立っているホテル業界(特にビジネスホテル)を少しでも下支えできるのでは、と思いますが。特に陰性と分かって入国され、その後のホテル隔離であるので、ホテル側としても受け入れやすい気もします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?