とっしー|トシダ ヤスヒサ|「聴く」と「場づくり」

一人ひとりが自分に理由がある「自由」を思い出し、「自由」に毎日を過ごせる社会を作りたい…

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一人ひとりが自分に理由がある「自由」を思い出し、「自由」に毎日を過ごせる社会を作りたいと思っています 好きな言葉は「Nothing is too late to start」 Twitter @Yasutronik https://twitter.com/Yasutronik

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    Xスペース「本を囲んだ語り部屋」の音声アーカイブ、まとめ記事、その他もろもろを載せていきます!! 毎週日曜日7:30-8:30 Xスペースで本を囲んで語り合っています コミュニティページはこちら https://twitter.com/i/communities/1497733671855407108

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「本を囲んだ語り部屋」2024/4/14ルーク・バージス『欲望の見つけ方』

日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」4/14はルーク・バージスの『欲望の見つけ方』を取り上げました!! 表紙に大きく書いてある通り、著者は「人は皆、誰かの欲望を模倣する」と言います。欲望は自らが生み出しているものでは?いう気持ちにもなりますが、著者はによればどの欲望もすべて家族、友達、同僚など自分のなかのモデルに起因していると指摘します。そしてこの「模倣の欲望」は争いや競争につながり、そのループはモグラたたきのように延々と続くこともあるとも書かれていま

    • 「本を囲んだ語り部屋」2024/4/7ロッシェル・カップさん『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』

      日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 4/7はロッシェル・カップさんの『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』を取り上げました! グローバル人材育成、リーダーシップ、異文化コミュニケーション、組織活性化、人事管理などをテーマに経営コンサルタントとして活躍されているロッシェル・カップさん。 本書では日本企業の人事的アプローチのあるべき姿を解くとともに、働く人がどのようにキャリアプランを描くかという側面についても言及されています。2

      • 「本を囲んだ語り部屋」2024/3/31池田貴将さん『図解 モチベーション大百科』

        日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」3/31は池田貴将さんの『図解 モチベーション大百科』を取り上げました!! 「モチベーション」という言葉は良く使われる言葉ではありますが、モチベーションとは何か?と問われるとなかなか言葉にしづらいことにも気づきます。 本書はハーバード大学を始め、世界トップレベルの研究機関で実施された行動経済学、実験心理学の研究結果をもとに、人はなぜその行動を取るのかを見事に解き明かして「モチベーション」を解明していきます。flier

        • 「本を囲んだ語り部屋」2024/3/24楠木建さん『「好き嫌い」と才能』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 3/24は楠木建さんの『「好き嫌い」と才能』を取り上げました! 本書はさまざまな分野で道を極めている19名の経営者やプロフェッショナルを相手に、その類まれなる才能をいかに開花させたのかを掘り起こす対談集です。「良し悪し」で評価されがちな仕事の世界に「好き嫌い」の軸を持ち込み、各分野のプロがプロたる理由をつまびらかにしていくアプローチは刺激的です。 flier要約では玉塚元一さん、篠田真貴子さん、杉本哲哉さん、木川眞

        「本を囲んだ語り部屋」2024/4/14ルーク・バージス『欲望の見つけ方』

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          「本を囲んだ語り部屋」2024/3/17佐々木俊尚さん『時間とテクノロジー』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 3/17は佐々木俊尚さんの『時間とテクノロジー』を取り上げました!! 過去を記録できるという文明の進展。しかしそれによって、過去のもつ意味そのものが変化しようとしているという指摘は刺激的です。かつてはひとつの原因がひとつの結果に結びつくような「因果の物語」で世界を捉えられていたのに対して、現代は「確率の物語」「べきの物語」「機械の物語」が立ち上がっていると指摘します。そのような世界の中で求められるのは、この瞬間に遍

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          「本を囲んだ語り部屋」2024/3/10村上靖彦さん『客観性の落とし穴』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 3/10は村上靖彦さんの『客観性の落とし穴』を取り上げました!! こちらの本の主要なテーマは、量的研究だけでは測りきれない事象を質的研究でいかに議題に乗せるかというものです。数値と客観性の信仰が生む息苦しさについて目を向けながら、排除される人がいない、すべての人が尊重される世界のかたちを考えていきます。 語り部屋では冒頭「なぜ数値化するのか?」という問いから始まりました。もちろん数値化することで複雑なものを分かり

          「本を囲んだ語り部屋」2024/3/10村上靖彦さん『客観性の落とし穴』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/3/3ジュリア・ショウ『脳はなぜ都合よく記憶するのか』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」3/3はジュリア・ショウの『脳はなぜ都合よく記憶するのか』を取り上げました!! 『生物的、科学的な観点から見て、人の脳が驚異的な能力を有しているのはまちがいない。しかし、その脳に組み込まれたメカニズムが、ある段階で記憶の幻想を生じさせ、結果的に過誤記憶が形成されてしまう。つまり、人間のもつ創造的で適応力のある記憶システムが、過誤記憶を引きおこしているのである。過誤記憶は豊かな心の代償である。』 記憶は「事実の記録」

          「本を囲んだ語り部屋」2024/3/3ジュリア・ショウ『脳はなぜ都合よく記憶するのか』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/25外山滋比古さん『忘却の整理学』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 2/25は外山滋比古さんの『忘却の整理学』を取り上げました!! 『忘却は困ったことではない。それどころか記憶と同じくらい大切な心的活動だと考えるべきである。記憶と忘却は、「車の両輪のようなもの」と言うこともできるが、呼吸のようなものと考えた方が妥当だ。息を吸わなければ吐けないように、忘却しなければ記憶することもできない。』 忘却はすべてを忘れることではなく、その取捨選択は個人的で個性的であると書かれていました。忘

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/25外山滋比古さん『忘却の整理学』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/18内田和成さん『アウトプット思考』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」2/18は内田和成さんの『アウトプット思考』を取り上げました!! こちらの本では情報を手に入れやすくなった現代だからこその「網羅思考のワナ」に陥らないための思考について語られています。 「アウトプットから逆算することで、スピーディーに情報を集められるだけでなく周囲との差別化もできる」というメッセージから、考える時間をしっかりと確保し自分ならではの良質なアウトプットをしていくためのヒントがたくさんありました。 語り

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/18内田和成さん『アウトプット思考』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/11 荒木博行さん『自分の頭で考える読書』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 2/11は著者ゲスト回!!荒木博行さんにお越しいただき『自分の頭で考える読書』を取り上げて盛り上がりました! こちらの本にはbook cafeを始め様々な分野で学びの裾野を広げている荒木さんらしさを感じるメッセージがたくさん詰まっています。 その中でも『本の魅力は、「魅力的ではないこと」』というメッセージは非常に印象的です。 『短時間で効率的に情報を吸収するという意味では、本は「魅力的」ではない。しかし、情報量が

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/11 荒木博行さん『自分の頭で考える読書』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/4 外山滋比古さん『乱読のセレンディピティ』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 2/4は外山滋比古さんの『乱読のセレンディピティ』を取り上げました!! 『本は手当たり次第に読むほうがよい。知識ばかりを身につけても思考力は磨かれない。新しい発想をもたらすのは「乱読」である。偶然手に取った本からひらめきが生まれる。』というメッセージから、知識のためではなく自分で考えるために本を読むという大きな刺激をもらいました。 そしてセレンディピティという言葉は単に「偶然の発見」ではなく「幸運な偶然を得る主体的

          「本を囲んだ語り部屋」2024/2/4 外山滋比古さん『乱読のセレンディピティ』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/1/21 M・J・アドラー、C・V・ドーレン 『本を読む本』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 1/21はM・J・アドラー、C・V・ドーレン の『本を読む本』を取り上げました!! 本をどう読むのか?という問い、アメリカで1940年に刊行されて以来読み継がれている本書のメッセージには大きな刺激をもらいます。 『読書は積極的な行為であり、技術が必要なものである。積極性と技術を身につければ、本を良き師として生涯にわたって学び続けることができる。』『生涯学び続け「発見」し続けるためには、本を最良の教師にする方法が必

          「本を囲んだ語り部屋」2024/1/21 M・J・アドラー、C・V・ドーレン 『本を読む本』

          「本を囲んだ語り部屋」2024/1/14 稲泉連さん『「本をつくる」という仕事』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 年始初回の1/14は稲泉連さんの『「本をつくる」という仕事』を取り上げました!! 書体、製本、活版印刷、校正・校閲、書籍用紙、装幀、選書・流通、作家、本書は「本」に携わる人々の想いを明らかにする取材記録です。flierの要約には『本書に登場する本づくりに関するプロフェッショナルたちの本に対する想い、そして「本をつくる」という仕事の歴史などを知れば知るほど、本という文化の重厚さ、奥深さが分かってくるだろう』と書かれて

          「本を囲んだ語り部屋」2024/1/14 稲泉連さん『「本をつくる」という仕事』

          「本を囲んだ語り部屋」2023/12/24 中村 和彦さん監修、早瀬 信さん・高橋 妙子さん・瀬山暁夫さん『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 12/24は中村 和彦さん監修、早瀬 信さん・高橋 妙子さん・瀬山暁夫さんの『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』を取り上げました!! 「組織開発とは、私ごとを私たちごとにする活動である」という言葉が印象的な本書、この本では組織開発を「目に見えにくいこと」をテーブルの上に載せて、みんなで話し合うことで問題解決を図る手法として紹介しています。 そして組織開発によって目指す良い組織の「良い」を(1)効果性:目標達

          「本を囲んだ語り部屋」2023/12/24 中村 和彦さん監修、早瀬 信さん・高橋 妙子さん・瀬山暁夫さん『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』

          自己紹介-はじめまして<2023年12月>

          数年前に自己紹介を書いたのですが、ふと気づくとだいぶ変わってきていました。改めて自己紹介をアップデートしてみようと思います! 一人ひとりが自分に理由がある「自由」を思い出し、「自由」に毎日を過ごせる社会を作る2018年秋、10年間仕事として打ち込んできたプロジェクトがようやく落ち着いたとき、自分のやりたいことが見えなくなりました。 様々な期待に応えながら目の前の仕事に打ち込みつつも、どこか自分の人生を他人に委ねて、他人の理由である「他由」で過ごしていたことに気が付きました。

          「本を囲んだ語り部屋」2023/12/17 中原淳さん『話し合いの作法』

          日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」 12/17は中原淳さんの『話し合いの作法』を取り上げました!! flier要約のおすすめポイントにはこのような言葉が書かれていました。 『会社、学校、自治会、ありとあらゆる場面で日々行われる「話し合い」。あなたは、そんな日常にあふれる話し合いについて、自ら積極的に学んだことがあるだろうか。おそらく多くの方が、“いいえ”と答えるのではないだろうか。』 中原さんの本の紹介を見ると『ひとびとがいかに「対話」をおこなえば

          「本を囲んだ語り部屋」2023/12/17 中原淳さん『話し合いの作法』