卓球台

前からおかしい気はしてた。

呉服屋なのに

卓球台がある。

優雅なソファには

カメノコクッションが置いてある。

話せるスペースは

こんなにも必要だろうか。

なぜ着物の展示をどかして

このステージを作ったのか

なぜ千坪近い荒れた

果樹園を所有し

俺は草むしりをしているのか

母はなぜ

ご飯がないからと

ホットケーキでお肉を食べさせるのか。



今年7月から実家で働くようになり

薄々気がついてはいたが、呉服屋のイメージと違うものが

山ほどある。


おそらく、有吉ゼミに出るようなお店コンサルの先生が来たら、厳しい採点をつけられるだろう。



しかし、お客さんが連れて来た子どもは

真っ先にカメノコクッションを握りしめ

複数子どもがいれば取り合いになる。


年に3回〜5回程度、韓国から中高生たちが

30〜50名前後の規模で泊まりに来ては

ステージを使って日韓交流が行われ

混ざって夕食を食べ、

夜は卓球台で熱くなる。

そんなボランティア的なことを10年ぐらい両親は続けている



僕の披露宴も

長女の披露宴も


お店でやったわけで。


うちうちのほっこり感は

結構楽しいものがある。


果樹園と肉とホットケーキは未だに理解に苦しむが

今後、何か役に立てるかもしれない。


すでに暴走していた


そう

自分がお店に来る前から

中々のクレイジーさをお店は持っていた。

いかに活かすか。

いかに遊ぶかが

自分が引き継ぐべきものだと感じ。。。


こうなり

こうなったわけだ。

手のグネリ感がちょっと心配になるが

僕の暴走は必然なものとして

あるのだろう。


怖くないよ。 こっちへおいで。


「何かこの人おもしろそうー!」「何かお店面白いかもー!」

そう思わせることは結構得意で

大体の第一印象はいいように思われる。

しかし、できる感からの

“意外と一人じゃ何もできない感”への失速は半端じゃないことが多かった。


今はできる感じや

何か可能性ある感じを

一生懸命出しながら、一緒に遊んでくれる人を

仲間にするため、エサ作りをせっせとやっている。

もう少しでできるコントもそう。

今は予算もないし、地味にコツコツやるしかないが

諦めるつもりはないー!


この3日間のブログでも

手伝う人やいい出会いが始まりまして。

油断するとルーキーズの川藤先生のような熱いことを

言いたくなってしまうのだが、

自分がブログを書き出したイメージと

違う気がするので

抑えながら、、、



このご恩は絶対に無駄にはしません!!

必ず成功させます!!


キャラの一貫性ってむずいな。。。


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