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レジリエンスを高める10の実践的方法

レジリエンス(Resilience)とは「回復力」「復元力」「弾力性」を指し、元々は物理学や生態学などの用語として知られる言葉ですが、最近では心理学用語として「心の強さ」を指す言葉として使われます。

「行動力」を制限する一番の要因は「恐怖や不安」であり、

対策としては不安を感じないように対策するor耐久性をつけるの2択になります。今回は、耐久性をつけるという直接的なアプローチでレジリエンスを高める方法をご紹介します。

とその前に、注意点としてレジリエンスと混同されやすいものをあげると、

頑強性冗長性元の状態への回復

が挙げられるのですが、いづれも似て非なるものです。

1.頑強性

「強さ」というものは、状況や環境によって捉え方が変化する相対的なものです。ある環境では「強さ」とされる性質が、別の環境では弱さに変わる場合もあります。レジリエンスとストレングスが別と考えましょう。「柔よく剛を制す」のイメージが一番妥当です。

2.冗長性

冗長性は、ある一定の状態を維持したいシステムに何らかの障害が生じても、システムの機能を持続できるように予め行うバックアップ等の仕組みのことです。レジリエンスは備えではなくて、何かイレギュラーが起きた時に対応できるかという部分になります。

3.元の状態への回復

「回復」や「復元」と訳されるため、元の状態への回復をレジリエンスと混同しがち。レジリエンスは目的を達成するためには状況に応じて柔軟に変化し、対応します。なので、必ずしも元の状態への回復を意味するわけではないということです。

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