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オンラインセミナーやってみた

8/4(火)自社として初めてのオンラインセミナーを開催した。
アーカイブ映像はこちらからご覧いただけるのでよろしければチェックいただきたい。

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connpassでの事前エントリで166名、追加枠も出るほど集客は満足の結果だった。広木さんの知名度のおかげが大きく、今回のお願いに快諾頂いた広木さんには心から感謝している。

企画と事前準備

元々コロナ禍で少しトーンダウンした足元へのカンフル材的な意味合いで、事業全体を一緒に見ている役員の山岡と相談して決めた企画だった。6月中旬から約1.5か月、コンテンツの企画や集客ロジの設計と実装、配信環境の設計とテストや準備、あとは集客を行ってきた。営業メルマガや社員の各現場からお客様に広めてもらったり、SNS、プレス配信、そして少しFacebook広告にも挑戦したりと、極力コストをかけず色々トライしてみたが、結果色々と学びを得られたと思っている。

例えば、connpassのバナーは「Canva」で私が作成した。無料のテンプレートや素材がたくさんあるので、単純なクリエイティブなら素人でも簡単に作成できる。うちは社内にクリエイティブがいてくれるのでつい頼んでしまうのだが、ちょっとしたバナー程度であれば、デザイナーの手を煩わせないでBiz側メンバで済ませられるようにしたいと考えている。(出来栄え次第だが)

配信は「Zoom(Pro)+YoutubeLive」というスキームで行ったが、これはBacklog World 2020 re:Unionで運営をやらせてもらった時の経験が活きた。このご時世とはいえ視聴者のリテラシーが絞り切れなかったので、視聴側でZoomのハードルを少しでも下げたかったことと、残念ながら参加できないという理由で事後アーカイブ配信ニーズも多く受けていたこともあり、自動でアーカイブされるのは本当に大きなメリットだった。

ZoomとYoutubeLiveの設定は、Backlog World 2020 re:Union当時お世話になった天神放送局の松井さんの以下のnoteを見ながら行った。こういうノウハウ公開は本当にありがたい。本当はOBSや機材も用意して配信画面の作りこみも挑戦したかったが、コンテンツの準備に時間を要して断念。次回以降の宿題とした。

配信当日

セミナー配信当日は情シスのメンバーにも手伝ってもらい、即席の配信会場を構成。月例朝会でのデバイスと配信経験をフル活用してもらった。

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直前に広木さん交えてリハーサルも行い、ドタバタしながらもスタート時刻へ。途中画面切り替え等で想定外の動きもしてしまったが、無事時間内に配信終了。

配信結果

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同時視聴180名以上集まったことは安堵という他ない。

各コンテンツ

冒頭挨拶は、自らトップセールスであり営業部隊を牽引している山岡が担当。ユーザー企業とSIerの文化の違いが共創を妨げるリスクをわかりやすく話してくれた。

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▶山岡発表パート動画リンク(Youtube

広木さんの講演はさすがの内容。事前に伺っていたが、そもそも「なぜ内製化なのかを適切に言語化できますか?」という問いからしてすごい。

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▶広木さん発表パート動画リンク(Youtube

そして僭越ながら私のパート。「1兆ドルコーチ」でおなじみのビル・キャンベルさんの話を交えながら、SIerが目指したいスタンスと具体的なサービス事例についてお話をさせていただいた。

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▶中野発表パート動画リンク(Youtube

アンケート結果

講演資料の配布条件を兼ねていたこともあり60以上の回答を得た。結果も好評で非常に関心の高いテーマであったことがうかがえる。発見だったのはconnpassサイト経由が2割近くあったこと。エンタープライズ用途においてもイベントプラットフォームを活用しない手はないと感じた。

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振り返り

情シスや広報チームには終盤色々と助けてもらい大感謝。ただかなり短期間に手弁当で行った手前、事前の進行準備やリハが最低限しかできなかったのは反省。Backlog World 2020 re:Unionでも、オンライン配信ではここが重要であることを痛いほど学んでいたのがやりきれなかった。

オンラインウェビナーが今後B2Bビジネスで主要なマーケティング機会になることは間違いない。運営に際して無料で活用できるサービスがかなり充実しており、実行のラスト1マイルが埋まり、見る方も運営する方もハードルが一気に下がった。参考までに今回利用したサービスは以下の通り。

配信:Zoom+YoutubeLive (ZoomはPro契約)
イベント管理プラットフォーム:connpass
バナー作成:Canva
アンケート:GoogleForm

成果の面でも今回十分に手ごたえを得たので、会社としてより生産的かつ高品質な配信が継続的にできるよう組織的に対応できるようにしていきたい。機材も準備中なので、次回以降は配信画面の作りこみなども挑戦していけると思う。

最後に

奇しくも昨日、Backlog World 2020 re:Unionのログミーさんの記事が公開された。第二弾、第三弾も続く予定とのこと。あの日のセッションはどれも本当に面白かったし文字起こしする価値があるものだし、併せてご覧いただきたい。

JBUGコミュニティのBacklog World 2020 re:Unionの運営活動で得たつながりや経験が今回の取り組みに繋がっているのは確かで、コミュニティ活動に参加貢献していくことの価値を改めて感じている。直前にメンバー仲間からTwitterのハッシュタグの活用のアドバイスも頂いたり非常にありがたかった。こうした体験談も発信することで、エンタープライズ側でコミュニティ活動にまだちょっと抵抗がある人のハードルが少しでも低くなればいいなと思っている。





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