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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_粛々と顧客フォローをする

顧客フォローは顧客との距離を縮め、ひいてはリピートを生み出します。



関係性マーケティングは、顧客フォローを計画して、計画通り顧客フォローを粛々と行うことが肝心です。

顧客は全て同じ人ではありません。
ですから、その顧客に合ったフォロー内容をしないと返って顧客からの信頼性を失うことになりかねません。

だから、本来はワンツーワン(1対1)の対応をすべきです。
しかし、多くの顧客数を抱えている企業は、とてもワンツーワンの対応は現実的に難しい。

だから、顧客をグループ化して、そのグループごとに顧客フォローを計画するのです。
コロナ禍でクラスターという言葉がよく使われいました。
この場合は、集団感染という意味ですが、クラスターの本来の意味は、房とか群れなどの意味です。

統計学ではクラスター分析という分析方法があります。
それは、似た者通しをグループ化して分析しましょうということです。

関係性マーケティングでは、顧客をグループ化するつまり、クラスター分析をすることで、クラスター毎にクラスターの特性に合ったフォローをしましょう
ということです。

ところでクラスター別の顧客フォロー以外にも、フォローの方法があります。
これはクラスターは関係なく全ても顧客に同じ内容でフォローする方法です。

それは、メルマガやニュースレターです。
クラスターは関係ないので、手間的には簡単です。

なので、これらは必須で行いましょうという
アドバイスをしています。
(ただし、クレスター毎に顧客フォローをする方が何十倍も効果が高いのですが)

そして、送ったり送らなかったりすることなく、定期的に決まった日に送るようにしましょうとアドバイスしています。

ある会社は、売上げが厳しい時だけメルマガを送っていました。
そうすると、ほぼ注文はなく、解除希望だけの反応になります。

ニュースレターをたまに送っている会社がありました。
ニュースレターは印刷コスト、郵送代もかかるので、費用もそれなりにかかります。

顧客からの注文がなければ、赤字です。
たまに送っているようでしたら、送るだけ無駄です。
(でも、送った方がいいですが)

肝心なことは、忘れられないようにする間隔でメルマガやニュースレターを送るようにすることです。

毎月、私がコンサルしていたある通販会社は、定期的にニュースレターを送るようにしていると、数ヶ月後には高額商品が売れていくようになりました。

通常だとまず売るのが難しい商品が売れていくのです。
要は、計画的に顧客フォローを粛々とすることなのです。


CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
(現在、関係性マーケティングは関係性マーケティングDXとして中小企業のデジタルトランスフォーメンションの推進を後押ししています。)

詳しくは下記まで。
https://www.miyakeyasuo.com

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