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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_売上げを恒久的につくる

今だけ良ければ良いということではない。


関係性マーケティングDXでは、顧客情報などの情報を整理したデータベースを核として、顧客フォローを計画、運用します。

どちらの会社でも、一応、顧客管理的なシステムはあります。

しかしながら、伝票発行や売上げ管理、在庫管理などが、主たる目的なので、顧客フォローという部分に関しては、全く考えられていません。

いわゆる基幹システムと言われているもので、業務的な管理を行なうシステムです。

既存の基幹システムではマーケティングはできない?


これには、「マーケティング」という観点は一切ありません。
(ここが重要なポイントです)

しかし、関係性マーケティングDXで使う仕組みは、
基本的に「いかにお客様とお近づきになれるか?」
ということが主眼においています。

なので、お客様毎の「いつ、何を、いくらで買われたか?」
という、購買履歴情報は必要ですが、売上げ管理のためではないのです。

あくまでお客様との繋がりを計る指数の一つなのです。

なので、結論から言いますと、
「基幹システムとは別にマーケティング用のシステムが必要」
ということになります。

個人事業などの小規模の会社では、基幹システムは高価で大げさ過ぎますので、持っていません。

どんなに簡単なモノでも1千万円以上の開発費用がかかりますから。

なので、エクセルベースで売上げ管理をしたり、
昔からあるもっと簡単な方法は、ノート(台帳)で管理するという方法です。

このような場合は、関係性マーケティングの仕組みがそのまま基幹システムの役割も出来るように設計します。

私自身もいくつかの会社で設計して、運用していますが、
これがあるのと無いのとは、雲泥の差です。

マーケティング用のシステムが将来の売上を創り出す


先ず、売上げ。
この仕組みの本質は、「顧客との繋がりを深くする」ですので、リピートが必ず増えます。

そう、「必ず」です。
そうなると、一人当たりの顧客が購買する金額も増えます。

つまり、これがライフ・タイム・バリューですね。

ライフ・タイム・バリューが上がるということは何を意味するか?
つまり、「顧客流出が減り、たとえ集客が少なくても、十分に利益を確保できる。」
ということです。

分かっていただけたでしょうか?
この仕組みを持つのと、持たないのとは雲泥の差があることを。

さて、一方、ある程度の規模の会社では、すでに基幹システムを持っています。

この場合は、基幹システムは基幹システムの役割することに徹します。
そして、それとは別にマーケティング用のデータベースを構築します。

マーケティング用のデータベースは、関係性マーケティングの仕組みとなり、運用計画と実行管理をするのです。

今回は少しシステムよりの難しい話しになってしまいました。

経営者の方は、早く売り上げが欲しいですから、
即効的な施策を必要としています。

それは、いつの世でも変わらない欲求でしょう。

しかしながら、即効性のある施策が悪いとは言いませんが、
(それはそれで有効とは思います)
抜本的に売上げを恒久的に作っていくような会社にしたいのであれば、
関係性マーケティングDXの仕組みが絶対に必要なのです。

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