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エビデンスの大切さ(データの活用方法)_マーケティングコンサルタントの提言

私は、どちらかと言うと慎重派です。


いや、慎重派というより、根拠のない予測はしないといった方が正確でしょう。

経営者の方の中で、楽観的な方も多いです。
プラス思考という意味では、それは良いことと思います。

悪いことが起こりもしないうちに、「こうなったら、どうしよう・・・」
とビクビクしているのは良くないです。

結局、足がすくんで、新しいことができない。
一歩を踏み出せない。
という状況で終わってしまいます。

そうすると、何も変わりません。

なので、プラス思考で「どんどんやってきましょう!」という方がうまくいくでしょう。

しかし、私はある意味、ネガティヴなので、「うまくいかない場合」を想定してマーケティングしています。

私がこれまで専門的に行っていたデータベースマーケティングは、過去の情報(エビデンス)に基づき、未来の予測をします。

エビデンスは、これから行う施作の根拠になる数値です。

ただし、過去がうまくいったからと行って、これからもいいとは限りません。

その他の様々な状況が、結果を変化させることは十分あり得ることです。

過去の情報はエビデンスです


なので、エビデンスに基づく予測は、根拠があるので、ある程度の精度はありますが、絶対ではないのです。

なので、私は慎重なのです。

これまで多くの企業を見てきましたが、そもそも過去の情報の蓄積が十分になされていないので、エビデンスを得ることができません。

まずは、データベースに情報を蓄積することから始めて根拠のあるマーケティング施作をしないといけません。
そのことで、成功率が上がるのです。

エビデンスも使い方による


あるコンサルタントが、絶対に売れると言うLP(ランディングページ)を開発しました。
私は、そのコンサルタントのセミナーに参加したことがあります。

彼は、もともと広告代理店だったようで、その業務でクライアントから依頼された様々な広告をテストした結果、成功率の高いLPを開発したとのことです。

私もクライアント様より、LPについてアドバイスを求められ、この方のLPを紹介したことがあります。

そして、その絶対売れると言われるLPを使った結果、数十万円を投入してテストした結果、1件も売れませんでした。

なので、この方のエビデンスがどれほどのデータの蓄積でどのような分析があったのかはわかりませんが、それぞれの商材が持つ特性、その時々のマーケットの状況によって、結果は変わってくるのです。

だから、過去のデータは当てにならない。
ということではないと思います。

つまり、データを適切なデータの蓄積を行なって、適切なデータ分析をすることで、未来はある程度、予測できるのです。

このLPの場合は、それぞれの状況や特性にあったデータ分析をしていないことが、失敗の原因であると思います。

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。

拙著「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」がKindle版となり新たに発売しました。よろしくお願いします。


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