見出し画像

マーケティングのための情報とは?_関係性マーケティング

ある通販会社のコンサルティングを始めた頃の話です。

既存顧客の情報を分析する


私は関係性マーケティングの専門なので、まずは、既存顧客の情報を分析することから始めます。

その会社のデータは悲惨なものでした。
蓄積されている状態がバラバラでどこに何があるかわからない。
全く整理されていない状態でした。

失礼な言い方で恐縮ですが・・・
まさしく、売れたらそれでOK。
その場、その場で適当に売っている。
そういう感じでした。

何人、顧客がいるのかわからない。
リピーターなのか、新規顧客か、ロイヤルカスタマーか全然わかりません。

なので、顧客データの整理整頓から始めることにしました。

データベースがないと分析できません


データベースの管理した方ならわかると思いますが、データはルールに従って管理しないと収集がつきません。

例えば、顧客名が漢字とひらがなが混じっている。
住所の都道府県名がなく市区町村からしかない。
郵便番号が半角全角がバラバラとかですね。

今日では、ある程度、不規則なデータでも簡単にアプリ内でデータクレンジングしてくれますが、それでも、最終的には目視で判断しないといけません。

つまり、手作業がどうしても必要になります。

数ヶ月かかって、ようやくデータベースが完成してマーケティングの計画ができるようになりました。

「ウチでは、データはきっちりと管理している」
と言われる方が多いのですが、実際に見てみるとこのような状況が多いのです。

つまり、多くの会社が持っている顧客データは、単なる売上管理上のデータであり、どのような人が当社の顧客なのか?
というデータがないのです。

つまり、その顧客がどのような購買傾向があるのか?
どれくらいの頻度で、どの商品を買っているのか?
いったい、今までいくらお金を使っているのだろう?

これまで、どんな問い合わせをされて、当社の担当はどのような返信をしたのだろう?

このような様々な顧客に関するデータがあると、この顧客は、どのような商品を欲しがっているのか?
または、どのような商品を必要としているのか?

顧客は何を必要としているのか?


これらがわかってくるのです。
そうすると、この顧客にはどのようなアナウンスをどのタイミングでするのが最もいいのか?
という予測ができるのです。

これこそがマーケティングであり、そのために必要なのが顧客データベースなのです。

あなたの会社では、このようなデータベースを管理できていますか?

整理された情報こそがビジネスで重要なのです。

【自己紹介】
中小企業のための関係性マーケティングのコンサルティングをしています。

*関係性マーケティングDXスタートプラン始めました。
【スタートプランとは?】
顧客データベースがない、もしくはマーケティングのためのデータが構築されていない場合でも、弊社でマーケティングデータベースを構築します。しかも、費用負担ゼロです。
私の完全サポートで無理なく関係性マーケティングDXが導入できるスタートプランです。
まずは、無料でご相談ください。無理にコンサルは勧めませんので、興味のある方、相談されたい方はぜひ。
顧客とWIN-WINの良き関係性を築き、一緒に顧客生涯価値を高めましょう。

無料相談は下記よりお願いします

関係性マーケティングの詳細は下記まで。

拙著「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」がKindle版となり新たに発売しました。
よろしくお願いします。


No859

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?