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CEOという最も尊い仕事は、価値を定義しその価値を安定供給する

いわゆる組織運営のトップの仕事とはなにか?

それは2つにわけられる。

まずは、価値を定義すること。

価値があるとは、ある来歴を持った人にある状況で、ある解決策を提供することだ。詳しくは以下。

そして、2つ目は、その価値を安定供給すること。

実際に解決策を提供できるだけでも価値であるが、それを安定供給することでさらに価値は高まる。

安定供給することの難しさはさらに2つに分けられる。

まずは、クオリティコントロールだ。
定義した価値を発揮するには、プロダクトが具体的な課題をばしっと解決してなくてはいけない。そのために、CEOは、現場→リーダー→マネージャー→部長など各段階での最低限の品質を定義し、明確に伝え、それを守らせ、最終的なクオリティ責任者である必要がある。
しょぼいものを作ったり断固反対し、解雇したり仕組み改善をする。ここをなあなあにせずに、ずっと守り抜くことが一番重要である。

そしてもう一つは、安定的に再生産するために、クオリティに限らず園周辺の財務など会社運営の全部の責任を負うということ。

いくらクオリティを保っていても、財政的に厳しければ供給は途絶えてしまう。

ということで、CEOの仕事がなぜ尊いかといえば、価値を自ら定義し、その定義通りにちゃんとしたプロダクトを作り、安定供給するために最終クオリティ判断者となり、さらにそれが継続的にできるように人材確保や資金調達などあらゆる会社運営に責任を負うから。

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