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“プロフェッショナルは3倍基準”読書note105「仕事の研究」美濃部哲也著

働き方改革、時短とか言われているが、本当によい仕事をするためのスキルや取り組み方、姿勢は昔も今も、あまり変わらないかなと指摘している本。

「圧倒的な行動量がインプットの質を生む」プロフェッショナルは3倍基準、「効率化」「時短」「働き方改革」だけでは、創意工夫もできなければ、人の心が動くような新しい意味や価値のある商品やサービスを生み出すことはできません。(プロフェッショナルは)ただただ夢中です。「夢中でいる時間の量」がずば抜けています。

仕事の研究

「神様が降りてくる瞬間を信じて、とことん追求する」理想として設定したゴールイメージのスローモーションが生まれるためにはどうしたらいいか?を「とことん追求する」こと。それが「量」だと。

同上

「「自腹でやる感覚」が、本気度と長続きする関係を引き出す」お金の使い方に関しての基準があります。それは、「自腹でも払いたいか?」「自腹でもやるか?」です。

同上

「大切なものは目に見えない」心で見るというのは、言葉ではなくて行動を想像すること、これからするであろうことを想像する。そして、目の前にいる人と関係のある人の行動を想像することである。

同上

「数字には意味を宿らせて伝える」私は、数字に「意味づけをする」ことで、すべてが変わっていくと考えています。「会社にとっての意味」「チームにとっての意味」「自分自身にとっての意味」の3つがセットになっていると、推進力がとても強くなっていきます。

同上

「記憶の中の、いつか見た、あの時のあのシーンに紐づける」「共感」というのが、これからしばらくの間、マーケティングやクリエイティブの仕事におけるキーワードになります。本質的なマーケティング活動、つまり、気づきや発見、出会いを生む出すことが求められてきています。「データの先にある人の喜怒哀楽をイメージする」ことや、「いつか見た、あの時のあのシーンに紐づける」ことをすればするほど、アウトプットの中に、誰かの人生と何かが関係していることが直観されるような運命の出会いが増えていくように思います。

同上

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